メイン・ソングライターをギタリストの浮雲と鍵盤奏者の伊澤一葉が務める一方、椎名林檎がヴォーカルと作詞に専念するという新体制で動き出した東京事変。7月にリリースした『OSCA』に続くニュー・シングル『キラーチューン』がここに完成した。前作の変化球的な作風からダイレクトに耳へ飛び込んでくる本作はタイトル通りの“キラーチューン”といっていいだろう。前作アルバム『大人(アダルト)』で、いよいよ準備期間を終え、自らを枠から解放した彼らは、翌月に控えたニュー・アルバム『娯楽(バラエティ)』に向け、しなやかな弾力性にとんだ音楽を放つ。その軽快なテンポがバンドの好調ぶりを如実に伝えている彼らに話を訊いた。
取材・文/小野田雄
