1999年に第1シリーズが放送されたフジテレビ系の医療ドラマ「救命病棟24時」が10月期の“月9”で復活する。2013年の第5シリーズから13年ぶりとなるが、SNS上では早くも、同じフジ系の月10「GTO」の《二の舞になるのでは?》などと復活に不安の声も上がっている。


 天才救命医・進藤を演じる江口洋介(58)と、その下で奮闘する小島を演じる松嶋菜々子(52)のダブル主演で、スタートは10月12日だ。


 第1、第2シリーズは全話平均20%超え、その後も2ケタをキープし続けた大人気シリーズだけに、《お帰りなさい》なんてオールドファンの歓喜の声も聞こえてくるが……。


「28年ぶりに連ドラ復活した反町隆史さんの『GTO』は、8月24日放送の第6話で世帯視聴率3.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と苦戦気味。TVerのお気に入り登録数は98.4万(8月27日現在)と夏ドラマのトップ3に入っていますが、世帯視聴率の低さは、リアタイ視聴の中心である中高年、つまりオールドファンに関心を持たれていないことを示すものだと思います」(在京キー局プロデューサー)


 まあ、98年の「GTO」みたいにハンマーで壁をぶち壊す鬼塚を知っているファンにとってみれば、おとなしくなった“令和の鬼塚”はつまらなく感じて当然だろう。


「なので『救命病棟24時』の復活も心配になる気持ちは分かりますが、『GTO』とは大きな違いがありますからね」と、スポーツ紙芸能担当記者がこう続ける。


「『GTO』はある意味“仮面ライダー”みたいなヒーロードラマ、痛快なファンタジーだったわけです。オールドファンにとってみれば、時代に翻弄されて落ちぶれた仮面ライダーなんか見たくもない。翻って『救命病棟24時』はお仕事ドラマです。江口さんや松嶋さんも“ヒーロー”ではありますが、“同じ世界の住人”として時代に合わせた変化があっても、『GTO』より納得感が得られやすいはず」


「救命病棟24時」の公式サイトによると、《今作では、「働き方改革」や「世代間の違い」、「次世代の成長」、そして「命の選択」などの題材が描かれる》という。


「《かつての熱量や自己犠牲だけでは通用しなくなった時代》をきちんと意識したドラマになりそうです。そりゃ、患者の命を救うために私生活も何もかも犠牲にして、揚げ句に過労死なんて世界観のままでは、今の時代、若い視聴者から《やりがい搾取だ》などと猛ツッコミが入るのがオチ。自己犠牲が美談として語られた時代のオールドファンには物足りなく感じられるかもしれませんが、令和の中高年の苦悩を描いた新たなお仕事ドラマとして受け入れられる可能性の方が高そうです」(同前)


「GTO」の二の舞いという線は薄そうだが、ゴタゴタ続きのフジテレビそのものには“アンチ”も多い。

そっちの方が心配か。


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「GTO」は夫婦共演という豪華なキャスティングで話題だが、それ以外の配役が手薄になってはいまいか。関連記事【もっと読む】松嶋菜々子「GTO」出演でフジテレビが弾くソロバン 豪華「夫婦共演」の一方で他のキャスティングが脆弱化のアンバランス…では、同作の配役の「アンバランスぶり」について伝えている。


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