すでに最終回を迎えたものもあるが、夏ドラマのクライマックスはこれから。各ドラマの“成績”についてもあれこれ言われる時期だ。


「視聴率もネットの話題もTBS系日曜劇場『VIVANT』が独走。シーズン2の第5話終了時点で世帯視聴率が平均16%台、TVerのお気に入り登録数350万に迫る数字は驚異的です。《11月で終了、劇場版で完結》と一部で報道されて、その影響がこれからどう出るか分かりませんが……」(スポーツ紙芸能担当デスク)


 世帯視聴率では「大空港~GATE24~」(テレビ朝日系=木曜夜9時)が平均9%台で2位、「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~Season2」(テレビ朝日系=水曜夜9時)が平均7%台で3位。いずれも第3話以降、上昇傾向にはあるが、TVerのお気に入り登録数はいずれも60万台で、こちらは下から数えるほうが早い。


「7%台で4位につけている『Tシャツが乾くまで』(TBS系=金曜夜10時)が140万を超えていますから、“実質2位”とする見方もあります。数字だけで見れば、総じてTBSとテレ朝が堅調で、フジテレビと日テレが苦戦といったところでしょうか」(テレビ誌ライター)


 TBS系の「VIVANT」と「T乾」は動と静が真逆ながら、どちらも先の読めない展開で視聴者を魅了しているようで、“考察”が活発なのも特徴。TBSはこの2作に比べると、もう1枠、松本若菜(42=写真左)×M!LK佐野勇斗(28=同右)の「君の好きは無敵」(火曜夜10時)が世帯視聴率4%台、TVerお気に入り登録数60万台とパッとしない。


「キャラクタービジネス業界を舞台にしたラブコメ。右肩下がりというわけではないので、初回で離脱しなかった視聴者はちゃんと掴めているとは思います」と語るのは、テレビコラムニストの亀井徳明氏。亀井氏は「この手のドラマとしては“ありきたり”に見えるかもしれませんが、よく見るとそうでもありません」と、こう続ける。


「簡単に予測できそうなベタな展開をベースにしつつ、時折《ここでこうなるの?》と驚かされる部分の入れ方のリズムが、ちょっと珍しいなと。松本さんの元カレの金田哲さんの扱いとか。

直近の第7話でいうと、B級筋肉アイドル“アーノルド&シルベスター”の出番が唐突にあったかと思えば、ラストでまさかのプロポーズ。このリズムが意外と癖になるんです」


 ネット上では《笑わせようとするところがすべってる》《ドラマ用のキャラでひともうけしようとしているように見える》なんて辛口な意見がある一方、《松本さん、佐野さんがかわいい》《ベタな一本道かと思いきや、最終的にどうなるか全く予測がつかない》といった“クセになる”的な意見も目立つ。


「松本さんの初回の“顔芸”が強烈だったので、何げない笑顔も“シャイニング顔”の残像がちょこちょこ重なってしまうのには戸惑ってます。といいつつ、終盤にまたあれが出てこないか、ちょっと期待もしています」(前出の亀井徳明氏)


 レビューサイトFilmarksでの評価は3.2(8月28日現在)。やや低めだが、分布を見ると4.1~5.0の割合が18%で、3.1以上が57%を占めているのは救いかもしれない。


「VIVANT」とも「T乾」とも違う独特のリズムで視聴者の“好き”をゲットできれば、TBSは“無敵”になれそうだ。


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 松本若菜は下積み生活が長期に及んだことで知られる。関連記事【もっと読む】芸歴17年の女優が居酒屋バイト告白、松本若菜も34歳まで…役者「下積み生活」の過酷さとメリット…では、長い下積み生活の良し悪しについて伝えている。


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