韓国サッカー・Kリーグ2の水原三星は8月1日、清州総合運動場で行われた忠北清州FCとのアウェー戦で2-2の引き分けに終わっている。前半27分と後半6分に失点を重ねた水原はヘイスの2発で追いつき、試合終了間際にはドゥビツカスのヘディングで勝ち越したかに見えた。
仲裁の職員になぜレッドカードが出たのか
球団関係者は興奮した選手団と主審の間に割って入り、「選手たちへ状況を説明すべきではないか」とゴール取消の理由を尋ねている。主審は反則を理由に得点を取り消したと述べた直後、「あなたは誰だ」と質問している。球団関係者だと分かると、主審はためらわずレッドカードを取り出した。当事者は韓国メディア『スターニュース』の取材に、選手たちが納得できず状況を尋ねただけだったと説明した。「身分を明かした途端にレッドカードを渡して立ち去ってしまった」と困惑をにじませたという。
球団側は3日、この事態と判定について韓国プロサッカー連盟に正式な質疑書を提出した。同連盟は4日の公式発表で、後半11分のヘイスへの反則を見逃した点を「明白な誤審」と認めて謝罪した一方、問題となった終了間際の得点取り消しについては「攻撃側の反則があったための正当な判定」と結論づけている。
警察沙汰から6日後、水原に何が起きたか
一方、スタジアム外の緊張も最高潮に達した。判定に怒った水原のサポーターが競技場出入り口に押し寄せ、現場の安全確保のため警察官約30人が緊急投入された。韓国メディア『ニュース1』によると、サポーターは主審がすでに別の通路から帰宅したとの情報を確認した後、深夜になってようやく解散したという。この結果、水原は釜山アイパーク(勝点36)との首位単独浮上争いで抜け出す機会を逃す結果となっている。
だが水原はこの"取りこぼし"を引きずらなかった。6日後の7日には金海FCとのホーム戦を1-0で制し、12勝4分4敗の勝点40として2位のソウル・イーランドに3点差をつけ、首位を独走している。一方、この時点まで首位を争っていた釜山アイパークは同じ週に2連敗を含む4連敗を喫し、勝点36で3位に後退した。

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