利益確定売りにおされる流れ。ハンセン指数は前日まで6連騰し、足もとでは6月2日以来、約2カ月ぶりの高値水準を切り上げていた。様子見ムードも漂う。中国の景気動向や、企業業績を見極めたいとするスタンスが強まっている。中国では今週、5日に民間集計の7月RatingDog中国サービス業PMI、7日に7月の貿易統計、9日に7月の物価統計が発表される予定。前日までに官民が公表した7月の中国製造業PMIはそろって予想を下回っただけに、内容が気がかりだ。そのほか香港では、主要な上場企業の中間決算報告が進んでいる。
ただ、下値は限定的。外部環境の改善などが支えだ。過度な中東不安が薄らぐ中、原油や米長期金利が低下し、米株の上昇も続いている。指数はプラス圏で推移する場面もみられた。(亜州リサーチ編集部)
中国の銀行セクターが下げを主導。
自動車セクターも安い。嵐図汽車科技(7489/HK)が5.2%、賽力斯集団(9927/HK)が4.3%、小鵬集団(9868/HK)が4.2%、奇瑞汽車(9973/HK)が3.0%ずつ下落した。
消費セクターもさえない。ハイパーマーケットの高キン零售(6808/HK)が5.1%安、養豚事業の牧原食品(2714/HK)が3.6%安、日用雑貨チェーンの名創優品集団(9896/HK)が3.4%安、スナック系食品・飲料小売の湖南鳴鳴很忙商業連鎖(1768/HK)が2.7%安、紙製サニタリーの恒安国際集団(1044/HK)が2.5%安で引けた。
半面、医薬品開発受託機関(CRO)など創薬支援関連の銘柄は高い。無錫薬明康徳新薬開発(2359/HK)が11.2%、康龍化成(北京)新薬技術(3759/HK)が7.5%、薬明合聯生物技術(2268/HK)が6.1%ずつ上昇している。無錫薬明康徳に関しては、中間決算が予想を大幅に上回り、通期の売上高見通しを上方修正したことが支援材料となった。
半導体セクターも物色される。上海天数智芯半導体(9903/HK)が11.9%高、合肥晶合集成電路(2249/HK)が11.6%高、蘇州納芯微電子(2676/HK)が9.1%高、兆易創新科技集団(3986/HK)が8.3%高で取引を終えた。ほか、テック銘柄に買いが入り、ハンセン科技(テック)指数は0.2%逆行高している。
本土マーケットは反発。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)











