6日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比21.92ポイント(0.57%)高の3900.35ポイントと3日続伸した。7月15日以来、約3週ぶりの高値水準を回復している。

 中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。足もとの経済指標が中国景気の鈍化を示唆する内容が多いことを背景に、当局は追加の景気刺激策を打ち出すとの期待が続いている。7月30日に開催された中国共産党中央政治局の月例会議では、これまでの財政・金融政策の効果を高める考えが示された。市場では、7~9月期に金融緩和が打ち出されるとの見方もある。
 ただ、上値は限定的。米中の通商対立が不安材料だ。中国商務部は5日、ドローンや関連部品、技術などの米国向け輸出に関する審査を厳格化すると発表。同日適用する。米政権が先月、中国新疆ウイグル自治区での強制労働に関与したとして新たに43社の輸入禁止措置を取ると発表。対抗措置とみられている。指数は安く推移する場面もあった。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、ハイテクの上げが目立つ。
半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)やプリント基板(PCB)大手の深セン市景旺電子(603228/SH)、電子機器メーカーの方正科技集団(600601/SH)、半導体材料の有研新材(600206/SH)がそろって10.0%(ストップ)高、計算資源レンタル事業主力の江蘇利通電子(603629/SH)が8.8%高、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が6.0%高で引けた。
 産金株もしっかり。西部黄金(601069/SH)が6.0%、中金黄金(600489/SH)と山東黄金(600547/SH)がそろって3.5%、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.2%ずつ上昇した。エネルギー株、軍需産業株、銀行株、不動産株なども買われている。
 半面、医薬株はさえない。薬明康徳(603259/SH)が3.3%、甘李薬業(603087/SH)が3.1%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が2.7%、康美薬業(600518/SH)が2.2%、津薬達仁堂集団(600329/SH)が1.2%ずつ下落した。消費株、公益株、自動車株、空運株も売られている。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.58ポイント(0.21%)安の280.64ポイント、深センB株指数が6.32ポイント(0.54%)安の1161.42ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
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