セルティック所属の日本代表FW前田大然が10日、自叙伝である『がむしゃら』のお渡し会およびワールドカップ報告会を東京都渋谷のHMV & BOOKS SHIBUYAで開催した。

 お渡し会前に報道陣の取材に応じた前田。
書籍は重版も決まり、「たくさんの人に読んでもらえたらうれしいと思っています」とし、特に「一番はサッカーをしている子どもたち。読めるかはわからないですけど、手に取って、どういうことが大事なのか、サッカーする上で何が大切か、この本に書かれているので、人それぞれ生き方は違いますけど、一つでも参考になればいいかなと思います」とメッセージを伝えた。

 ちなみに日本代表などのチームメイトからのリアクションがあったかを問われると、仲の良い1歳年上の先輩である鎌田大地から「大地くんに『こんなんいらんやろ』みたいに言われました」と笑って明かしている。

 日本代表として臨んだFIFAワールドカップ2026ではスウェーデン戦で1得点を挙げた前田。しかしチームとしてはベスト32でブラジルに敗れ、目標として掲げていた優勝には届かなかった。やはり個の力をさらに伸ばさないといけないとし、「一人でゴールを取りに行く力など、特にブラジルと戦った時、ヴィニシウス選手がみんなで止めに行ったのに一人で打開するところなどを見て、それくらいの個の力をつけないと、ワールドカップでこれ以上、上に行くことはできないと思いました」「上にいるチームは一人で打開できる選手が必ずいて、特にフランスはそれが何人もいる。そういうチームにならないと上に行くのは難しいと思うので、もっともっとそういう選手が、僕を含めて、日本から出ていかないといけないと思います」と振り返った。

 FIFAワールドカップ2026では主に左シャドーのポジションで走り続けた前田。森保一監督からの言葉として印象に残っているものを問われると、「僕はワールドカップ予選であまり試合に出ていなくて。腐りそうになる時ももちろんありましたけど、でも森保さんは常に『ワールドカップでは大然の力が必要になってくる』とずっと言い続けてきてくれたので、その言葉は僕を強くしてくれましたし、それはすごい印象に残っている言葉です」と明かしている。

 その前田大然は今夏に移籍の噂が現地で報じられるなどしている。「プレミアリーグでやりたいとはずっと言ってきました」と、改めて自身が望むキャリアについては話しつつ、「自分のいる場所でやるだけだと思っています」と述べるにとどめている。


 つかの間のオフは「温泉が好きなので行きたい」と家族と時間を過ごしてリフレッシュし、「また次のシーズンが始まるので、しっかりそこに切り替えてやっていかないといけないし、次のワールドカップを目指すというより、目の前の一日一日を大事にして、その先にワールドカップが4年後にあるので、まずはしっかり自チームで結果を残せれば」と切り替えて、2026-27シーズンへ準備していく。


【動画】前田大然、お渡し会で子どもと笑顔で交流



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