良血サフィラ(牝5歳、栗東・池添学厩舎、父ハーツクライ)が巻き返す。19年朝日杯FSなど重賞4勝のサリオス、20年府中牝馬Sの覇者で、同年のエリザベス女王杯有馬記念で連続2着に好走したサラキアをきょうだいに持つ。

自身も23年阪神JF4着、格上挑戦で昨年の阪神牝馬Sを制すなど第一線で結果を残しているが、近走は物足りない成績だ。

 そこで今回は今までレースで着用していたメンコ(覆面)をゲート裏で外して臨む。池添調教師は「(近2走で騎乗した丸山)元気が言うには、『もっとやれるのでは』という感じで終わっているようなので、ちょっと変えてみようかなと。かかるくらいの感じがほしいですね。変わり身を見せてほしい」と意図を説明する。

 中間の動きは絶好。7月8日の1週前追い切りは西村淳也騎手が手綱を執り、栗東・CWコースで6ハロン79秒7―11秒4をマークした。もともと調教は動く馬だが、馬なりで楽にこの好時計。「リズム良くという指示。余裕があったし、いい動きでした」とトレーナーは納得の表情を浮かべた。

 9日に僚馬トータルクラリティとともに小倉に移動し、当週は滞在で調整。輸送で馬体重が減りやすい点もしっかりカバーし、十分に力を出せる態勢とみて良さそうだ。

馬具工夫がスパイスとなり、一変があっても驚けない。(山本 理貴)

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