NHKの山内泉アナウンサーが14日、東京・渋谷の同局で行われた「NHK・民放6局防災プロジェクト」のメディア説明会に出席した。

 2021年にスタートした同プロジェクトが今年掲げたテーマは「災害級の暑さから命を守る」。

NHKでは、8月30日に関連特番「酷暑・水害から命を守るために」(仮)が放送される。

 山内アナは、フジテレビ伊藤利尋アナとともに司会を務める同特番について「今年も6局のアナウンサーの皆さんの取材を通して、もはや災害級となっている暑さや豪雨からどう命を守っていくかを考えていく番組です」と紹介。自身が今年4月から防災番組「明日をまもるナビ」のMCに就任したことにも触れ「日頃何も起きていない時に、いかに備えてもらうかがすごく大切だということを感じるようになった」と語った。

 NHKで「ニュース7」など主要番組を担当した山内アナは、2024年元日の能登半島地震発生時に「今すぐ逃げること!」と強い口調で避難を呼び掛け「絶叫アナ」と言われた。当時を振り返り「NHKの中でも東日本大震災以降、アナウンサーが緊急時に何を呼びかけることができるかをずっと考え続けてきた先輩がいる中、受け取ってきたものを放送にのせるという一つの大きな経験でした」と回想。緊迫の初動対応を振り返り「極限状態の中で、自分が学んできたこと、できることを精いっぱいやったというのが正直なところです。どうすれば一番よかったのか、葛藤は今でもあります。私の経験を後の世代に伝えていくことができたらいいし、知見や経験を6局のアナウンサーの皆さんと共有して、伝え手として高みを目指していきたい」と意気込んだ。

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