俳優の仲野太賀が主演するNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜・後8時)の第28回「急げ!秀吉」が19日に放送された。主人公・羽柴小一郎長秀役の仲野がNHKを通じてコメントを寄せた。

 27、28話では「本能寺の変」で織田信長(小栗旬)が討たれる姿が描かれた。撮影を振り返り「ついに本能寺の変を迎えるということで、僕に限らず、スタッフ・キャスト全員が気持ちを高め合っていたので、いよいよこの時が来てしまったんだなという切なさがあった」と回想。小栗とは撮影中もたくさん対話したそうで、「脚本や小一郎と信長の関係性についても話しましたし、大河ドラマと向き合う上でのアドバイスもいただいた。旬さんが現場にいてくれるときの圧倒的な安心感と、織田信長としていてくれる存在感は本当に格別だったので、やっぱりさみしい」と本音を漏らした。

 小栗演じる信長は、物語においても小一郎や兄の羽柴秀吉(池松壮亮)が大きな影響を受けた重要人物。「小一郎は上様が死んだことをなかなか受け入れられないまま、物事を進めなければいけない状況でした。感情が忙しかったし、小一郎はすごく苦しかったと思います。そして秀吉と対面したとき、信長様が亡くなったことを自ら口にすることで、その実感が小一郎の心にダイレクトに刺さってきました。今までふたをしていた感情があふれ出てくるというか。ものすごく感情があふれ出る回になりました」と役に寄り添った。

 作品前半の山場を終え、「本能寺の変を経て物語は新しい章を迎えます」と話す仲野。第28回のラストでは、小一郎が息子の与一郎(大西利空)から信長との思い出の品でもある“草履”を受け取り、明智光秀(要潤)を討つと決心した。

次回の第29回「天下への道」の見どころについては「やはり光秀と秀吉の対決です。信長様亡き後に始まった戦いが、いよいよ大きく動き出します。光秀に対面した秀吉が、どんな言葉で、どんな思いをぶつけるのか。そして、それに対して光秀もどう、ぶつけ返していくのか。本当にスリリングですし、長年の思いが交錯する瞬間ですので、非常に見応えある場面になっていると思います」と胸を張った。

編集部おすすめ