日本サッカー協会(JFA)が北中米W杯後、来年2月までの短期契約で続投が確実となっている森保一・日本代表監督(57)の後任として、2028年ロサンゼルス五輪代表監督の大岩剛氏(54)に兼任監督としてA代表を託す方針を固めていることが15日、分かった。来年3月の国際親善試合期間で「大岩ジャパン」が誕生する見込みで、新監督の下、次回2030年W杯(モロッコ、スペイン、ポルトガル共催)を目指す。

 大岩監督からは、一本筋の通った「強さ」を感じる。五輪世代の活動では海外組の招集制限や、呼びたい選手がいたとしても、移籍が絡んで呼べない状況などが頻発する。そんな時、指揮官は「招集出来るメンバーが日本代表」と常に口にし、言い訳は一切なし。その都度、共通コンセプト、五輪世代の基準を伝え、戦う集団を作り上げてきた。

 21年12月にパリ五輪世代の監督に就任時も、24年12月にロス五輪監督に再任した時も、Jクラブからも熱烈オファーを受けたが、「そういう選び方を今までもしてきたからね」と最初のオファーを受諾した。兼任監督は重責となるが、どんな状況に置かれても動じない「強さ」で日本代表をさらなる高みへ導いてくれるはずだ。(後藤 亮太)

 大岩 剛(おおいわ・ごう)1972年6月23日、静岡市生まれ。54歳。筑波大から1995年に名古屋入り。磐田を経て、2003年加入の鹿島では07~09年の3連覇に貢献。センターバックで00年に日本代表に選出され、3試合に出場。10年シーズンを終えて引退。

その後は鹿島コーチを経て17年途中~19年まで鹿島監督。21年12月にパリ五輪世代の日本代表監督に就任し、24年パリ五輪では8強入り。同年12月に28年ロサンゼルス五輪世代の監督に再任された。

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