◆第58回函館2歳S・G3(7月19日、函館競馬場・芝1200メートル、重)

 函館開催を締めくくる重賞が13頭で争われ、3番人気のロンドンガーズ(牡2歳、栗東・前川恭子厩舎、父グレーターロンドン)は4角4番手も直線で失速し、12着に終わった。

 同馬の初陣はロケットスタートから3馬身差をつける圧逃劇。

阪神の2歳コースレコードタイと衝撃デビューを飾った。今回は北海道への遠征となったが、現2歳世代の新馬戦を4勝している鞍上を迎えたが、勝利には届かず。JRA初の女性トレーナーである開業2年目の前川師の重賞初勝利も持ち越しとなった。

 世代重賞一番星を飾ったのは9番人気のフェリチタ(横山和生騎手)で勝ちタイムは1分10秒4。2番人気のイモージェン(佐々木大輔騎手)が2着、8番人気のダイシンドラゴン(丹内祐次騎手)が3着だった。

 池添謙一騎手(ショウナンカノア=6着)「ゲートの1歩目を出ずに肩ムチを2発入れましたが、オープンのペースで置かれました。直線は巻き返していいところを見せてくれましたが、この距離は若干忙しいかもしれません。ただ、いい馬なので今後の成長に期待したいです」

 斎藤新騎手(セタキト=7着)「スタートが上手で無理せずインで運びました。最後も止まってはいないですし、現状の精いっぱいで走ってくれました」

 鮫島克駿騎手(アルテクィーン=8着)「メンコをつけていて、スピードは有り余るところはあるが、前半に脚を使いすぎると良くないので一発を狙って折り合いをつけてインで行こうと思っていました。前走は高速馬場で今週は真逆。3、4角ではノメって走りづらそうでした」

 黛弘人騎手(ダマスク=9着)「デビュー前から調教に乗って芝もいいと思っていた。最後に脚は使っているし、距離が延びてもいいと思います」

 横山武史騎手(ダイメイビッグボス=10着)「返し馬から硬さが前走以上にありました。

今回は回ってくるだけで精いっぱいでした」

 岩田康誠騎手(クロリス=11着)「初芝だからか分からないが走り切れていない。直線でスムーズな競馬ができないところもあったが、脚がなかった」

 北村友一騎手(ロンドンガーズ=12着)「一歩目からスッとスピードに乗っていく感じではなかったので、促しながら二の脚をつける形になりました。そこからは進んで流れには乗れたが、3コーナーからスピードに乗れず、コーナーでは倒れ込むような走りになってしまいました。追い切りに乗った感じでも軽い馬場の方が合いそうだったので、やはり馬場が影響したのではないでしょうか」

 横山琉人騎手(ウンスイ=13着)「ゲートを出て、いい位置を取れたが、キープすることができなかった。現状では芝のスピードに欠けて、ダートの方が良さそうです」

編集部おすすめ