◆第108回全国高校野球選手権西東京大会▽準々決勝 明大八王子11―4聖パウロ学園(21日・神宮)

 明大八王子が聖パウロ学園を11―4で下し、準決勝進出を決めた。

 両軍無得点の2回2死一、二塁、村松凜太朗内野手(3年)が右翼へ2点三塁打を放ち、先制。

「1番打者として打たないといけないと思って初球からいった。最初はどうなるか分からなかったが、スタンドの歓声が聞こえてすごく嬉しかった」と心境を明かした。9―2の6回2死二塁でも中前適時打を放ち、3打数2安打3打点の活躍。「1、2番がものすごく機能してくれたのが大きい」と椙原貴文監督もうなずいた。「初戦は1本もヒットが打てなかった。自分の中で最後は後悔しないようにバッティングを一から見直して、頭をクリアにして試合に臨んだ」と村松は自身の好調の要因を分析した。

 東京六大学野球に憧れ、同校へ進学。西東京大会で残っている明大の付属校は明大八王子のみとなったことに「その重みを背負ってプレーできていることがいい」と力強く語った。スタンドで応援していた母・由佳さん(44)は「明治のユニフォームを着て野球がしたいと言って、中学受験をしてきているので、もう感無量です」と息子の活躍に満面の笑みを浮かべ「1日でも多く、この仲間と野球をやってもらいたい」とエールを送った。

 24日の準決勝では八王子実践と対戦する。リードオフマンは「もうここまで来たら、勝ちもそうですが、楽しんで後悔ないように戦うことが一番大事だと思う。最後勝って、神宮球場が通過点になるように頑張っていきたい」と意気込んだ。

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