◆第108回全国高校野球選手権滋賀大会▽準々決勝 近江5―0彦根東(21日・マイネットスタジアム皇子山)

 近江の元(はじめ)翔之介投手(3年)が96球で9回を投げ切り、4安打無四死球で自身初の「マダックス」(100球未満の完封)を成し遂げた。バットでも「7番・DH」で2回に左前へ先制打。

投打二刀流で活躍し「勝つという強い気持ちが、この結果につながった」と声を弾ませた。

 最速141キロの直球と、今大会から投げ始めたというツーシームを駆使。彦根東に的を絞らせなかった。初回先頭に二塁打を許した以降は、5回まで1人の走者も出さない内容。「捕手の杉本としっかり連係がとれていた。野手ともお互いに信頼し合っていたので、投げることができた」とバックへの感謝も口にした。

 3回戦は光泉カトリックにサヨナラ勝ち。準決勝は、今春の滋賀大会準決勝で敗れた彦根総合だ。「負けないように、しっかり向かっていく。絶対に甲子園に出る気持ちで」と力を込めた元。今夏の近畿勢では大阪桐蔭や智弁学園など、センバツ出場校が敗退しているが、3年ぶりの甲子園へ突き進む。(福島 凜子)

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