◆第108回全国高校野球選手権山梨大会▽決勝 東海大甲府5―3帝京三(22日・山日YBS球場)
夏14回、春6回の甲子園出場を誇る強豪・東海大甲府が3年ぶりの甲子園出場を決めた。
試合開始前に38度を記録するなど、猛暑の中での一戦。
帝京三は、今秋ドラフト1位候補に挙がる最速152キロの投打二刀流・菰田陽生投手(3年)を擁する山梨学院に準決勝で勝利、勢いそのまま決勝の舞台へと上がってきたが、東海大甲府の先発マウンドに上がったエース右腕・村尾竜弦(3年)に6回終了時までわずか3安打に抑えられ、持ち味の打線をいかせなかった。来春校名が「帝京大青峰」に変更されることが決まっており、現校名では最後の夏。頂点まであと一歩のところまできたが、その一歩が遠かった。
東海大甲府を率いる仲沢監督は巨人、楽天でプレー後、コーチ経験を経て2024年春に母校の監督に就任。夏には特別な思いがある。就任1年目は決勝で日本航空に敗れ涙。昨夏はその日本航空と初戦で激突、0―3でまたも敗れた。現チームはその分、時間をかけて基礎からしっかり作り上げた。
指揮官は「序盤から村尾ががんばってくれた。重圧の中でも試合終了まで選手たちが強い気持ちを見せてくれた」と村尾とチームの成長をたたえた。この日136球を投げ抜いたエースは「きょうはまっすぐで押せた。自分のいいところを決勝で出せた」と胸をはると「甲子園でも自分の強味を出して全国でも通用する投球を見せたい」と視線をあげた。
◆仲沢 広基(なかざわ・ひろき) 1987年1月22日、山梨・竜王町(現甲斐市)生まれ、39歳。小1から野球を始める。東海大甲府で村中秀人監督の指導を受け、2、3年時に夏の甲子園に出場。3年夏は「4番・三塁」で4強入りに貢献。国際武道大を経て2008年にドラフト6位で巨人入り。










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