◆札幌日経賞・リステッド(7月26日、札幌競馬場・芝2600メートル)追い切り=7月22日、札幌競馬場

 ダイナミックな脚取りだった。ミラージュナイト(牡4歳、栗東・杉山佳明厩舎、父バゴ)は札幌の芝コースを単走。

小雨が降る中でも、軽く手綱を促される程度と大きなストライドで一気に加速し、4ハロン52秒4ー11秒4でフィニッシュした。杉山佳調教師は「これで十分。軽くしまいを伸ばす程度でしたけど、よく脚も動いていました」と手応えを深めた。

 今回が転厩初戦となるが、指揮官は「やっぱり素質馬だなと思います」とうなずく。母のラキシスは4歳時にエリザベス女王杯を制し、翌年に大阪杯(当時G2)で同世代の日本ダービー馬、キズナに2馬身差をつけて勝った。

 「成長もあるなかで、大事に育てていただいていたので、今でもG2、G3レベル」と現状を冷静に評価するが、「まだ体の緩さなどもあるので、もう一段階良くなったらもっと上に行ける手応えがあります」と良血馬への期待は大きい。「とにかくスムーズな競馬さえすれば、いい形で競馬できるんじゃないかなと思います」。23年にはのちに宝塚記念を制すブローザホーンが勝った出世レース。未完の大器がその名を知らしめる。

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