23日放送のテレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜・後9時54分)では、現地取材から帰国したばかりのサッカー元日本代表DF内田篤人さんを中心に北中米W杯の1か月の激闘を振り返った。

 「内田篤人視点で振り返るW杯」と題して名場面を振り返った内田さんは世界のサッカーの最前線について「今、流行というのはフランスやイングランドのように高さ、強さ、そして速さ、身体能力を前面に押し出したサッカースタイルが主流になっていたんですが、個の力だけに頼らずに組織力でも圧倒したスペイン。

非常に強かったですね」とコメント。

 「そういった流行に流されずにスペインらしさを出した。貫いてきた結果がこのW杯の優勝。サッカーのトレンドの分岐点になった大会だったなと言われるかも知れません」と話した。

 その上で「勝ったチームが強い。その戦術が段々浸透していくことにはなるんですが、世界的には対スペインという戦術もどんどん変わっていくのかなと」と続けると「ただ、スペインは対策されても若い選手が非常に多いので、しばらくはスペインの強い時代が続くのかなと思います」と発言。

 スペインから日本が学ぶべき点について聞かれると「ちょっとプレースタイルが違うのかな。日本は前線からボールを追いかけてプレスに行って、そこから奪って、そこから素早くショートカウンター。今後もこのサッカーでいいのかな? 日本は。日本はどういうサッカーをして、確立していくのかな? うまくいかなくなった時に戻れる原点のような、日本はこのサッカースタイルなんだというものも必要なのかなと思います」と答えつつ「スペインはボールを保持するっていうスタイルが確立されてます。その中で育成年代から各ポジションのプレーモデルが一貫してるんで誰がどこに出ても土台ができてるんで崩れない。そういう日本の土台をつくることも大切なのかなと思います。

流行に左右されないというのは大きいと思います」と続けた。

 さらに森保ジャパンの8年間については「日本サッカーをぐっと成長させてくれたと思います。ただ、今の時代はいろんな方がいろんな意見を述べられるんですけど、その時の難しさとか肌で感じるものは、その場の監督にしか分からないことがあるんで、僕らにはちょっと分かりません」とした上で「決勝も目の前で見てましたけど、日本人としての悔しさもあります。この大会をどう分析して日本サッカーにつなげていくかが非常に大切だと思います」と話していた。

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