◆第108回全国高校野球選手権千葉大会▽準々決勝 市船橋1―5専大松戸(22日・千葉県野球場)

 昨夏の覇者・市船橋が、今春センバツ4強の専大松戸に敗れた。最速148キロ右腕・諸岡杜和投手(3年)の最後の夏が終わった。

 初回先制するも3回に追いつかれ、その後も小刻みに失点を重ねた。「エラーが出たところで自分が抑え切れなかった。支えてくれた人たちに甲子園に連れて行けなくてごめんと伝えたい」とエースは唇をかんだ。

 それでも8回を投げきり8安打5失点6奪三振で完投。自己最速となる148キロも記録し、後半も球の勢いは衰えない119球の熱投だった。「このグラウンドに来てくださった応援してくれる人たちや、支えてくれているマネジャーだったり、スタンドを見ると3年生が応援してくれていた。その人たちの姿を見ると、勝手に力が出てきました」と支えてくれた人々の声援を力に変えた。

 幼稚園からの幼なじみである篠原颯捕手(3年)とのバッテリー。「自分と篠原らしい投球ができた」と涙をこらえ感謝を伝えた。今後は大学進学を考えているという。諸岡の新たなステージへの挑戦が始まる。

編集部おすすめ