◆第108回全国高校野球選手権東東京大会▽準々決勝 帝京11―8郁文館(23日・神宮)

 今春のセンバツで15年ぶりの甲子園出場を果たし、春夏連続出場を目指す帝京が0―5からの大逆転勝ちで初の甲子園出場を狙う郁文館を下して4強入りした。

 帝京は3回までに5点を奪われる苦しい展開だったが、3回に3点、4回に2点を奪って同点に。

5回には再び3点を勝ち越され、3点ビハインドで後半へと入ったが、6、7回に1点ずつを奪って点差を詰め、8回には先頭の目代(めだい)龍之介外野手(2年)の今大会2本目となる左越えソロで同点。さらに1死満塁と攻めて、押し出し四球で勝ち越しに成功し、その後も暴投と中犠飛でこの回4点を奪い、劇的な逆転勝ちで春夏連続の聖地へあと2勝に迫った。

 反撃の口火を切ったのは目代の打撃だった。米大リーグ・カージナルスのスカウトが熱視線を送る中、5―8の6回には先頭で二塁打を放ち出塁。無死一、二塁になると5番・安藤丈二選手(3年)の左翼への適時打で生還した。同点ソロは高校通算22号。「狙ってはいなかったが自分のスイングができた。浮かれずにもう1回振り出しからやっていこうと思った」と冷静に振り返った。

 次戦は25日、二松学舎大付と対戦する。名門を牽引する2年生大砲に期待が高まる。

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