◆JERAセ・リーグ 阪神1―5巨人(25日・甲子園

 巨人の石塚裕惺内野手(20)は慣れた様子で淡々と一塁を回った。プロ初のマルチ安打を記録するも「それは結果でしかない。

毎打席準備をして、いい結果が出るようにやるだけかなと思います」と静かに振り返った。

 「8番・三塁」で3試合連続のスタメン出場。0―1で迎えた4回、2点を加えなお無死二、三塁。「ジョージさん(佐々木)が積極的にいっていたので、自分も積極的に」と先発左腕・伊原の初球カットボールを捉えた。鋭いライナーを右翼線に運び、適時2点二塁打。8回1死で対戦したのは4番手左腕・セベリーノ。「真っすぐをしっかり弾けるように」と意識し真ん中156キロ直球を中前にはじき返した。

 4月下旬、下半身のコンディション不良で離脱。リハビリ中はテレビで1軍の試合を観戦し、試合後の監督代行のインタビューまで欠かさずチェック。同期入団で出場を続ける浦田のプレーは刺激になった。「同期って、やっぱりちょっと違う。特別ですよ。

一緒に活躍したいなというのはありますね」。同時出場で2人で安打も放った。

 首位攻防戦の雰囲気を「特に守備中に、周りからの暑さじゃない熱さみたいなのを感じます」と肌で感じた20歳。「チャンスをもらえたときに、いい結果を出せるような準備をしていけたら」。結果を出し続けて定位置をつかむ。(臼井 恭香)

編集部おすすめ