J2磐田はJ1清水と練習試合による静岡ダービーを行い、1試合目4―0、2試合目1―1と圧倒した。古巣・清水と初対決を終えた秋葉忠宏監督(50)は「私情を挟むといいことがない。

目の前のダービーに集中したのがこの結果」と納得の表情だった。

 際立った活躍を見せたのは、法大4年の特別指定選手で、U―21日本代表のMF小池直矢(21)だ。主力中心の1試合目後半からワントップで出場し、1ゴール1アシストの活躍。18分には右サイドからクロスを上げて、MF井上潮音(28)の得点をアシスト。21分にはDF松田和輝(21)のクロスにニアで合わせて右足で3点目を決めた。

 「なかなか新鮮でした」。左ウィングバックなどを定位置として来た21歳は、ほとんど経験がないワントップで結果を出し、笑顔を見せた。プロ公式戦は途中出場した1試合のみだが、8月のJ2開幕へ向け、新指揮官にしっかりアピールした。

 プロの激しいコンタクトプレーに耐えうるよう、ウェートトレーニングに注力し、この1年で体重は「2、3キロ増えた」という。夢の2030年W杯出場へ向け、突き進む。

(甲斐 毅彦)

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