卓球◇ノジマTリーグ(25日、台湾・新竹県立体育館)

 【新竹県(台湾)25日=宮下 京香】2026―27年シーズン開幕戦が、9季目で初の海外開催となる台湾北西部の新竹県立体育館で開幕した。男子は木下マイスター東京(東京)がT.T彩たま(彩たま)に4―0で完勝し、2連覇へ好発進を切った。

Tリーグ史上最多記録更新の6881人の大観衆が詰めかけた中、第3試合は台湾出身で大人気の林昀儒がストレート勝ちするなど、3試合で1ゲームも落とさず決着。第4試合も朴康賢(パク・ガンヒョン)が取り、ボーナス含む勝ち点4をつかんだ。

 開幕戦のMVPに輝いた林が会場内のインタビューブースに移動すると、スタンド席から観客が林の姿を近くで見ようと駆けおりて来て大興奮。台湾のスターは「エールが力になった」と地元の大声援に感謝した。王凱監督は「今季初戦を4―0で勝つことができて、いいスタートが切れた。本当に多くの声援をいただけて、選手は普段よりいいパフォーマンスができたと思う」と満足げだった。

 第1試合のダブルスで7季ぶりチーム復帰の丹羽孝希、吉村和弘主将のペアで2―0の先勝し、第2試合のシングルスは吉村が昨季のシーズンMVPの有延大夢主将を3―0で退けた。

 2―0の勝利に王手を懸けて迎えた第3試合は、台湾出身で大人気のスター・林昀儒(リン・ユンジュ)が登場。「加油(ジァヨウ)!」と大熱狂に包まれた中で、彩たまの主軸・木造勇人に対して11―3で第1ゲームを先取すると、サーブ3球目など早い段階で攻撃をしかける積極的な姿勢を貫き、ストレート勝ち。客席は最上段までびっしり入った上で立ち見が出るほど注目を集めた一戦で、エースが期待に応えた。

 リーグ特有のルールで決着はついたが、第4試合を行い、朴が彩たまの曽根翔に3―2で逆転勝ち。ボーナスを含む勝ち点で最大の4を獲得し、最高のスタートを切った。

指揮官は「前のシーズンと同じようにチャンピオンを目指して精いっぱい頑張りたい」と連覇へ言葉に力を込めた。

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