◆サッカー女子国際親善試合 バイエルン4―1大宮(25日・NACK5スタジアム大宮)

 バイエルンの女子チームが初の来日ツアーでWEリーグの大宮と対戦し、4―1で勝利した。なでしこジャパンで活躍するMF谷川萌々子(21)は先発し、後半18分まで出場。

なでしこジャパン以外では初の凱旋試合となり「いろいろな方の支えがあって試合ができたので、本当に感謝している。日本のファンの皆さんの前でサッカーができたことはすごく貴重で特別」とかみしめた。

 この日はダブルボランチの左で出場。時には最終ラインの位置まで戻ってボールを受け、持ち味であるボールをさばく能力を発揮した。6月のなでしこジャパンの活動ではゼロトップでの起用も試されるなど攻撃面で強みを持ち、昨季もバイエルンでチーム2位の8得点を記録。大宮戦でのプレーは試合の流れを作る役割だったため「前線の方が自分の良さは出やすいのかなと思う」としつつ「ボランチでは前を向いて縦にパスを当てるところで自分の良さが出る」と、ボランチならではの仕事にも手応えを示した。一方で「まだまだ質の低いところがあった」と、細かい部分の反省も忘れなかった。

 得点を狙いに行く姿勢も忘れなかった。後半10分、エリア手前のいい位置でFKを得るとキッカーを務め、直接ゴールを狙った。「(チームメートに)『萌々子、蹴る?』と聞かれて、『蹴りたい』と言った。ゴールも取りたかったし、自信もあった。海外ではそういうところが必要になる。

譲らずに蹴った」。キックは壁に当たったが、21歳ながら欧州名門の主力を務める度胸の強さをのぞかせた。

 バルカラ監督(44)も試合後の会見で「(谷川は)リーダーシップを持っていて、彼女を中心にチームが動いている。彼女を経由して全ての攻撃がなっている」と絶賛。昨季より一層、主力としての活躍が求められる谷川は「もっとチームの中心としてやれるように頑張りたい」と意気込んだ。

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