J2北海道コンサドーレ札幌は8日、本拠地の大和ハウスプレミストドームでの徳島戦で、今季の開幕戦を迎える。7日は同会場で冒頭15分のみ報道陣に公開した練習で、最終調整を終えた。

今季から主将を務めるDF西野奨太(22)は「雰囲気や芝の状態も確認できたので。明日(8日)につながったと思う」と納得の表情でうなずいた。

 川井健太監督(45)から指名され、主将の座に就いた。クラブ創設30周年の今年、史上最年少で大役を託された責任を、西野は重々感じている。今年は私生活を根本から見直し、外食の多かった食事面から改善を図ってきた。よりサッカーに対して真しに向き合って迎える、J1昇格がかかった今季へ。「自分の振るまいだったりで、チームが良い方向にいったりとかも変わっていくと思うので。自覚と責任を、しっかりと試合で皆さんに見せられたら」。指揮官も期待する「プレーで見せる」キャプテン像を、初戦から出していく。

 例年2月や3月に始まっていたシーズンが、移行により8月開幕へと変わった。これまでは雪を避け、約2か月の開幕前キャンプを過ごしてきた。1996年のクラブ創設から開幕戦の成績は9勝7分け15敗。

ホームで戦った21年(5〇1横浜FC)を最後に、J2・J3百年構想リーグを含め、3分け2敗と勝ちがない。本拠地で過ごすことができた利を生かし、波に乗り切れていない歴史は今年、好転させる。

 西野は「ここ数年、初戦を勝ててない。そこはJ1昇格に向けて、かなり痛い結果になる。この開幕戦で、自分たちがどういうシーズンを歩めるかというのが決まってくるくらい、重要な一戦だと全員が思っている。僕はここで決まるくらいの気持ちを持っています」と思いを言葉にした。38分の1試合とは思っていない。24年以来のJ1復帰へ、初戦で勝ち点3を何としてもつかみ取るために、若き主将がチームを鼓舞していく。

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