◆第62回CBC賞・G3(8月9日、中京競馬場・芝1200メートル、良)

 サマースプリントシリーズ第4戦が18頭で争われ、12番人気でハンデ55キロのフロムダスク(牡6歳、栗東・森秀行厩舎、父ポルトドーロ)が直線で抜け出し、重賞初制覇を飾った。デビュー15年目の中井裕二騎手もJRA重賞初制覇となった。

勝ちタイムは1分6秒5。18年アレスバローズの1分7秒0を上回るレースレコード(22年小倉でのテイエムスパーダ1分5秒8は参考記録)。

 藤田晋オーナー所有の同馬は22年京王杯2歳S2着など、早い時期から期待されていたが、白星を重ねられず、昨年11月の清水Sを勝利し、デビュー戦以来の2勝目。6歳で待望のタイトル獲得となった。

 2番人気のレイピア(横山武史騎手)が2着、3番人気のレッドエヴァンス(西村淳也騎手)が3着だった。

 中井裕二騎手(フロムダスク=1着)「乗せてくださった藤田オーナーをはじめ、森厩舎のスタッフさんもお付き合いが長くなりますので、仕上がりを信じて乗りました。その結果でした。勝たせていただいた時は本当に喜びは一瞬なんですけど、それ以外の日々は辛くしんどい日々が多くて…。それでも下を見ずに、上だけ向いて努力してよかったというのが今出てくる言葉ですね。

 (思わずガッツポーズ)馬もしんどかったところだと思うので、申し訳ないなと思いながらも体が自然と動いてしまいました。松若騎手が乗った前走の鞍馬Sで、アクシデントがありながらも、とてもしまいのいい競馬をしていたので、スムーズにいったら絶対勝てると信じて乗りました。

 九州地方、特に熊本県が大変な時もこうやって競馬を開催させてもらえて、九州地方の方々、競馬ファンの方々が少しでも楽しくなるようなレースをと思って、一鞍一鞍集中して騎手一同乗っています。

 皆様も暑い中来てくださって、とても嬉しいんですけど、水分補給をしっかりして、もっと楽しんでもらえたらなと思います」

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