◆第21回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会第3日(10日、長嶋茂雄記念岩名球場ほか)

 3回戦が行われ、8強が出そろった。過去3年以内に決勝に進出した有力チームは、いずれも順当に駒を進めた。

 昨年準優勝の東海NEXUS(愛知)は、アサヒトラスト(東京)に逆転勝ち(3―1)した。1点を追う5回、2死満塁で斉藤千夏の「この夏をここで終わらせるわけにいかない」という中越え2点適時打で逆転。先発の三浦ひよりは7奪三振の1失点完投した。

 昨年夏、同じ球場で行われた決勝で、ZENKO(埼玉)に逆転負けを喫し初の日本一を逃した。今年から、元中日監督の高木守道さんを父に持つ高木道彦氏が監督に就任、「ファイト・フォー・ザ・チーム」をテーマに一体感を深めて再び戻ってきた。殊勲打の斉藤が「三浦が一生懸命投げていたので、勝ち投手にしてあげようと思った」と明かせば、三浦も「要所要所で良い守備にも助けられて、投手としてこれほど幸せなことはない」と感謝する。

 高木監督は「しびれましたね。でも三浦が良いピッチングをしていたので、どこかでチャンスが絶対来ると思って準備していました。斉藤は、ここしかないというところで、よく打ってくれた」とたたえる。11日の準々決勝は阪神タイガースWomenと対戦する。指揮官は「相手がどうであろうと、自分たちの野球ができれば、競った試合になると思うので、しっかり準備していきたい」と語った。

 準々決勝は台風15号の接近にともない、4試合を2球場に分けて午前中に行われる。

決勝は13日の予定。

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