◆エイジェックカップ第57回日本少年野球選手権大会◇決勝 浜松北ボーイズ4―3多摩川ボーイズ(8月7日・大阪シティ信用金庫スタジアム)

 創部3年目で初出場初優勝を狙った巨人U15ジュニアユース・多摩川ボーイズ(東京西)は、決勝で浜松北ボーイズ(静岡)に逆転負け。3月の春季全国大会に続き、夏も準優勝に終わった。

個人表彰では小池樹里(3年)が、大会優秀選手に選出。東日本ブロック勢は初の4強入りを果たした横浜緑ボーイズ(神奈川)のほか、江戸崎ボーイズ(茨城)と武蔵嵐山ボーイズ(埼玉西)を加えた計4チームが8強に進出した。

 「何がダメなのか。何で勝てなかったのか」。多摩川の関蓮太郎主将(3年)は試合後に絞り出した。初回、敵失をきっかけに3点を先取。しかし4回、守りに綻びが生じる。連続四死球で1死満塁のピンチを招くと、連続適時失策などで一気に4失点。逆転を許し、つかんだ流れも失った。

 この場面、不動の三塁手としてチームを牽引(けんいん)してきた井端巧(3年)は後悔を口にした。「(4回も含めて)地に足が着いていないところがあった。エース(山口裕海、3年)が投げていたので、タイムを取るのをためらったところがある」。

全てが整いきらぬ戦いの中、栄冠をつかみきれなかった。

 終わってみれば「3―4」。春季全国大会で湘南に敗れた決勝戦と同じスコアが表示されていた。またしても届かなかったあと1点。覆すチャンスは10日に開幕するジャイアンツカップしかない。「自分が一番最初に切り替えないと。時間がない。この負けを受け入れて、ジャイアンツカップで優勝したい。取るしかない」と関主将。泣いても笑っても最後の大舞台。今度は「4―3」にしてみせる。

 [横浜緑]11年ぶりの夏の大舞台で、春夏連続となるベスト4入り。

準決勝(多摩川ボーイズ7-2横浜緑ボーイズ)は4回に2点を返し、食い下がったが力及ばなかった。準々決勝2安打2打点、準決勝ではマルチ安打に救援と投打で奮闘した大橋郁仁(3年)は「今のメンバーでもう野球がやれない悲しさが大きい」と大粒の涙を流し、佐藤豪太主将(3年)は「自分を信じて、付いてきてくれてありがとうって伝えたい」と話した。

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