愛知・名古屋アジア大会の開幕まで1か月を迎えた19日、都内でチームジャパンの結団式が開かれ、卓球女子で2021年東京五輪混合ダブルス金メダルの伊藤美誠(スターツ)が初出場の“アジアのオリンピック”へ「テレビで見ていた側なので、すごく楽しみ。自分の中でいい試合ができたらいいなとワクワクしています」と思いを明かした。

 15歳で初出場した16年リオデジャネイロ五輪の女子団体で銅を獲得し、日本の卓球史上最年少メダリストとなった。東京五輪では水谷隼との混合ダブルスで日本卓球界初の金メダルをもたらし、シングルス銅、女子団体銀と3つのメダルをコンプリートする歴史的快挙を遂げた25歳の実力者だ。意外にもアジア大会は初出場となる。

 「流れ的にはアジア競技大会が最初で、その後に五輪という流れ(が多いもの)だと思いますが、五輪に先に出場させていただいて来ました。張本(美和)選手と早田(ひな)選手が前回も出場しているので、年齢的には早田選手と一緒に最年長(学年)ですが、初出場なので、後をついていきながら、引っ張ってもいきたい」

 女子団体と混合ダブルスの2種目に出場予定で、混合ダブルスでは昨年の混合団体W杯でも組んだ篠塚大登(東都観光バス)とのコンビで挑む。「大きな大会では東京五輪ぶりのミックスダブルスにも出場させていただきます。去年の混合団体で4年ぶりにミックスをやって、ダブルスってすごく楽しいなと改めて思った。いい試合ができたので、とにかく楽しみたい」と胸を高鳴らせた。

 今大会の舞台の愛知に近い静岡県西部の磐田市出身。“準地元”で開催されるだけに、気合もひとしおだ。「日本での開催なので、愛知は地元の静岡の隣なので、勝手に親近感も湧いている。名古屋で試合をすることをとても楽しみにしています」とうなずく。

五輪金メダリストが、32年ぶり自国開催のアジアの祭典を盛り上げて見せる。

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