◆JERAセ・リーグ 阪神2×―1ヤクルト(19日・京セラドーム)

 節目の勝利へ、仲間を信じた。1点リードの9回。

ヤクルト・山野太一投手は祈るような視線をマウンドに注いだ。8回を無失点に抑えて救援陣に後を託したが、9回に広沢が失策絡みで失点して追いつかれると、10回には星が勝ち越し点を献上してサヨナラ負け。それでも「(9回は)行きたい気持ちもありましたけど、中継ぎの皆さんをすごく信頼してるので。今日の負けは、またやり返してくれると。自分も次は勝てるようなピッチングをしたいと思います」と声を強めた。

 相手の強力打線に対し、150キロ超のストレートに得意のワンシーム、右打者にはスライダーで攻めて8回まで被安打5、11奪三振、無四球。大山には単打2本を許したが森下、佐藤は完璧に封じて長打を防いだ。6年目で初の2ケタ勝利となる10勝目はお預けとなったが、次戦につながる好投になったのは間違いない。「このピッチングを継続してチームが勝てるように」。次こそは節目の勝利を手にしてみせる。

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