阪神・西勇輝投手(36)が24日、優勝争いのラストピースとなることを誓った。25日の中日戦(バンテリンドーム)の先発が決定。

1軍での登板は6月14日のオリックス戦(京セラD)を最後に遠ざかっており、約2か月ぶり。この日はSGLで1軍の投手練習に参加し「こういう時期に1軍メンバーと練習して、心強い野手や中継ぎ、若手投手が躍動して…。その中で投げられるのは楽しいしかない」と声を弾ませた。

 2軍生活は自身との戦いだった。7月4日のソフトバンク戦(タマ筑後)、19日のオリックス戦(SGL)で連敗するなど、降格後は4試合連続で5回を投げ切れず。もどかしい日々が続いても「チームにちょっとでも貢献できるように自分に言い聞かせて、トレーニングやランニングを丁寧にやってきた」と前を向いてきた。

 諦めない姿勢が実り、8月11日のオリックス戦(SGL)で、5回2安打無失点と好投し、1軍登板のチャンスをつかんだ。25日で305試合連続先発となり、歴代1位の南海・山内新一の311試合、同2位のヤクルト・石川雅規の306試合に迫る。「苦しい姿を一つも見せてない自負はある。自分の中で処理をして、試合に向かっていくだけ」。阪神が勝ちか引き分け、巨人が負けで優勝マジック26が点灯する重要な一戦で、プロ18年目のベテランが意地の投球を見せる。(藤田 芽生)

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