◆第2回中京2歳S・G3(8月30日、中京競馬場・芝1400メートル)=8月25日、栗東トレセン

 トレンドに乗り、初重賞をつかみとる。シスキンブルーム(牝2歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父シスキン)は、栗東・坂路をゆっくりと上がり、26日の最終追い切りに備えた。

見守った斉藤崇調教師は「2回使って、放牧を経てひと回り大きくなった感じです」と確かな成長を感じ取った。

 父シスキンは、2歳世代が22日のクローバー賞を勝ったブルージェイ、7月のひまわり賞を勝ったカエリールークス(それぞれ2勝)を筆頭に、ここまでエフフォーリアと並ぶトップタイの9勝。今が“旬”の種牡馬だ。

 愛2000ギニーを勝った父のスピードが濃く出るようで、前で流れに乗る脚質の馬が多い。シスキンブルームも前走が鮮やかな逃げ切り。前半の3ハロンは35秒0のスローペースで恵まれた面もあったが「今後のことを考えたら、ゆったり行けて良かった」と指揮官。新馬戦(2着)では3番手から進めたように、ハナにこだわる馬ではなく、1ハロン延長はむしろプラスだ。

 初戦の勝ち馬ビスケットサンドもエントリーしているが、こちらは3戦目で経験値は上だ。斉藤崇調教師は「左回りになりますが、日曜のポリトラック(左回りの調教)での感じは良かった」とコース替わりも不安はない。レースセンスの良さで逆転を狙う。(山下 優)

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