◆テニス ▽全米オープン予選第2日(25日、米国・ニューヨーク)

 【ニューヨーク25日=吉松忠弘】男子で、今季限りでの引退を発表し、全米が現役最後の4大大会となる元世界ランキング4位の錦織圭(ユニクロ)がシングルス予選1回戦を突破した。予選と本選を合わせ50回目、区切りの4大大会出場で、世界125位のゼバスティアン・オフナー(オーストリア)に6-1、2-6、6-2で勝ち、最後の4大大会を勝ち星でスタートした。

 過去の対戦成績は、錦織から0勝1敗。2024年マイアミ・オープン1回戦で対戦し、錦織はストレート負けを喫していた。2023年に左ひざを痛め、約8か月ぶりに実戦復帰したばかりの試合だった。

 錦織が4大大会に初めて挑戦したのは2007年全米で予選の2回戦で敗れた。それから20年、50回の歴史を刻み、4大大会シングルス本戦の通算104勝(46敗)は日本男女を通じてダントツで最多だ。

 初めて4大大会本戦に出場したのが2008年ウィンブルドンで、1回戦で腹筋を痛め途中棄権したが、18歳5か月での出場は、日本男子最年少だった。また、2008年全米で1回戦に勝ち、4大大会本戦初勝利。18歳7か月での本戦勝利は、これも日本男子最年少での勝ち星だった。

 錦織「いいところと、かなり悪いところもかなり出ちゃったんで、納得はいってないですけど、1セット目のプレーはかなり良かったですし、その後ちょっと集中力が切れたのもあったし、弱気になったところもあったので、2セット目は悔しい思いもありますけど、何とか戻せたので良かったです。(最後のゲームは)サーブがいいところで入ってくれたのと、何とか取れたって感じですかね。もう最後、数試合なので、どうにか楽しんでやりたいですし、楽しんでやれた部分と、納得いかない部分も出てくるは出てくる。その中でもいいテニスは何とかできたのかなと思います」

編集部おすすめ