濱口竜介監督の「急に具合が悪くなる」が来年の3月14日(日本時間15日)に米・ロサンゼルスで開催される第99回米アカデミー賞の国際長編映画賞部門に日本代表として選出されたと日本映画製作者連盟が26日に発表した。

 5月に開催された第79回カンヌ国際映画祭で、主演のヴィルジニー・エフィラと岡本多緒が最優秀女優賞を共同受賞し、大きな注目を浴びた今作。

日本では6月19日に公開されると、2か月以上のロングラン上映を記録。今月には、フランスやスイスでも公開され、26日時点では70以上の国と地域での配給が決定している。

 今作を手掛けた濱口監督が日本代表作品に選出されるのは2021年の「ドライブ・マイ・カー」以来2度目。前回は作品賞、監督賞、脚色賞と併せて同映画賞で4部門ノミネートを果たし、国際長編映画賞を受賞した。今後、各国の代表作品から候補作が絞られ、来年3月に受賞作品が決定する予定。

 今作は、がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者と臨床現場の調査を積み重ねた人類学者が交わした20通の往復書簡「急に具合が悪くなる」が原作で、パリ郊外の介護施設「⾃由の庭」で偶然出会った2人の女性の交流を描く。

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