ベルギー1部シントトロイデンが、欧州リーグ(EL)本戦出場を懸けたプレーオフ(PO、3次予選)の第2戦でオモニア(キプロス)と敵地で対戦し、2―4で敗戦。ホームでは1―0で先勝していたが、この結果、2戦合計3―4となり、本戦出場を逃し、UEFAカンファレンスリーグ本戦へ出場することとなった。

 GK小久保玲央ブライアン、DF谷口彰悟、畑大雅、MF石渡ネルソン、松沢海斗、荒木遼太郎、FW新川志音の日本人7選手が所属する中、小久保、谷口、石渡が先発した一戦。前半16分、同29分に失点して2戦合計スコアで逆転されるも、同33分にセバウィがPKを決めて1―2として、前半は折り返した。

 しかし、後半5分に3失点目を奪われて再び追いかける展開となり、同26分に松沢、荒木を投入して反撃を試みるも、同37分に4失点目。終了間際に1点を返したものの、2戦合計スコア3―4で及ばず、無念の本戦出場を逃す結果となった。試合後、谷口は「キプロスに移動してきてからの気候の変化も含め、タフなゲームになるというのは覚悟の上で臨んだんですけど、やはりこの暑さで僕らの足が止まってしまい、頭も少し止まってしまった。立ち上がりは別に悪くなかったと思うんですけど、少しずつ、ちょっとずつ、出足が遅くなったり、おのおのが人任せになったりした部分が失点に繋がってしまったので、その辺は準備不足だったかなと思っています」と振り返った。

 守備陣としても4失点する結果となり「交代で入ってきた選手がパワーをもたらしてくれましたが、4失点しているんで、それがゲームを難しくしたのは間違いないですし、4失点もしたら次には進めないというのは、後ろだけの責任ではないですけど、後ろの選手は特に責任を感じています」と厳しい表情を浮かべた。

 クラブにとっても大きな夢だったEL本戦を逃す結果とはなったが、欧州の舞台での戦いとリーグ戦はまだまだ続く。谷口は「この敗戦は正直、チームにとっても、サポーターの皆さんにとっても、クラブにとっても残念な結果になってしまいました。なかなかすぐに立ち直るというのは難しいのも理解してますけど、もうすぐ次の試合が来ることも決まっているので、また移動も含めて、心も体もタフに戦っていかないといけないシーズンになるというのは事前に分かっていたことなので、みんなでいい準備をしたい」と前を見据えた。

 シントトロイデンは17年に日本のネット関連企業「DMMグループ」が経営権を取得し、18年から立石敬之氏が最高経営責任者(CEO)を務め、これまで30人の日本人が在籍(現所属の7選手含む)。欧州の舞台で戦うのはクラブ創設102年目で史上初、また日本企業が経営するクラブとしても史上初の快挙(UEFAインタートトは除く)となっている。

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