8月29日の新潟8R・BSN賞(3歳上オープン・リステッド、ダート1800メートル=11頭立て)は、4番人気で石橋脩騎手が騎乗したメイショウズイウン(牡4歳、栗東・本田優厩舎、父ホッコータルマエ)が勝利した。勝ちタイムは1分52秒0(稍重)。

 やや遅めのスタートだったが、グイグイと押していきハナを奪取。4角では手応えを失い1度抜かれるも、そこから再び加速する激走を見せ差し返した。3歳時にはユニコーンS、不来方賞で3着に入るなど期待されていた素質馬がオープン初勝利を飾った。

 初コンビだった石橋騎手は「いい時のレースを見て力はあるなと思っていた。返し馬でもいい馬だなと思ったけど、うまくいかないと力を出せなさそうなので、とにかく気分良くいきたいと思った。ハナに行くとは思っていなかったけどね」とレースの意図を説明。「直線に入る辺りからズブい感じになったし、本気で走ろうとしていない。まだ隠しているものがある」と振り返った。次走は未定。

 8月29日は「メイショウ」の冠名で知られた名物オーナーの松本好雄さんが、すい臓がんのため亡くなった日(2025年)。あれから1年...くしくも同オーナーが個人馬主として史上初のJRA通算2000勝の大記録を達成(25年8月23日、メイショウハッケイ)した本田優調教師の管理馬での勝利となった。 

 松本好雄オーナは、2006年の皐月賞日本ダービー、07年の天皇賞・春秋連覇を果たしたメイショウサムソンをはじめ、宝塚記念を連覇したメイショウタバルなど、数々の愛馬で競馬界の盛り上げに貢献。

日本馬主協会連合会名誉会長、中央競馬馬主相互会会長も務めた。

 本田調教師(メイショウズイウン=1着~「しぶといレースだった。沈んだかなと思ったけど、ズブさのある馬だから、結果的にハナに行ったのがよかったかも。

 (松本オーナーの)命日だから、とかいう意識は特になかった。宝塚の時も急に雨が降ったりしたけどね。

 (亡くなられて1年)この業界にいると、1年はあっという間という感じがする」

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