◆明治安田J2リーグ 第4節 甲府2-1札幌(29日・JITリサイクルインクスタジアム)

  北海道コンサドーレ札幌が逆転で敗れ、リーグ戦3連敗を喫した。アウェー・甲府戦は前半3分、MFスパチョーク(28)の今季初ゴールで先制。

1―0で折り返すも後半10分に追いつかれると、同19分、DF梅津龍之介(22)が自陣で奪われたパスから失点。反撃も実らず、1―2で敗れた。3日前の天皇杯で1―3で敗れた相手に雪辱できず、公式戦は4連敗となった。

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 3日前の雪辱を、札幌が果たすことはできなかった。前半3分、中央の唐山から出たスルーパスをスパチョークが左で受けた。ドリブルでゴール近くに侵入すると、左足を小さいモーションから振った。相手の意表をつくタイミングで放ったシュートはゴールへと吸い込まれる先制弾。開始早々の一発で、1―0とリードして前半を終えた。

 しかし後半、徐々に甲府に流れが傾いていく。10分、右クロスから頭で同点とされると、9分後、自陣で梅津が出したパスを至近距離にいた相手に奪われ、そこから決勝点を奪われた。4バックから3バックにし、前掛かりにして同点、逆転を狙ったが、得点を奪えないまま試合は終了。26日の天皇杯同様、1―0からの逆転負けで、甲府に“2連敗”を喫した。

 川井健太監督(45)は「もう1つ前までさかのぼると3連敗なので」と思い返した。今年4月、百年構想リーグで敵地で対戦した際も1―0のリードをひっくり返され、1―2で敗れた。指揮官は「三度目なので。偶然じゃ片付けられない」と悔しさをあらわにした。「まだ点を取れるだろうという感じから、ラストパスのクオリティーが低くなっていった。続けられなくなってきてるのが問題」と90分間、維持し続けられなくなってきている状態を憂い、改善の必要性を説いた。

 苦しい状況ではあるが川井監督は「成功体験は自分たちで得るしかない」と若い選手たちの奮起を促した。試合後、泣きじゃくった梅津や、ピッチに突っ伏したGK田川ら、20代前半の主力たちが苦い経験を糧としていった先に、トンネル脱出が見えてくるはずだ。

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