◆JERAセ・リーグ 阪神―巨人(30日・甲子園

 巨人の小笠原慎之介投手(28)が今季4勝目を懸けて先発。3回に先制を許すと一気に3点を失った。

 0―0の3回。この回の先頭・高寺にこの日初安打となる左前安打を浴びた。続く8番・元山には粘られながら9球目で四球。9番・才木には三塁線へのバントを小笠原が素早く動いて処理しようとするもボールが手につかず、無死満塁となった(記録は内野安打)。ここで1番・近本の中前にはじき返され、一塁走者の才木を二塁で封殺する間に三塁走者が生還して先制された(記録は中ゴロ)。

 なお1死一、三塁で迎えた2番・中野の打席では一塁走者の近本がスタートを切った際に、投球を受けた大城は二塁への送球モーションに入るも、送球せず。直後に右腕を気にするしぐさを見せ、トレーナーとともにベンチ裏へ戻った。その後、捕手・甲斐に交代となり、騒然となった。さらに小笠原は1死二、三塁で中野に中前への2点適時打を浴びた。続く3番・佐藤には死球を与えたが、4番・大山を中飛、5番・前川は空振り三振。この回3失点となった。

 ここまで6試合全てクオリティースタート(6回以上自責3以下)を達成し、3勝2敗、防御率1・85と抜群の安定感を誇る左腕。

「クオリティースタートは最低ラインはそこに置いてますけど、しっかり27アウトを取ることだけ意識はしている。もっと上にはいけるので、貪欲に投げたいと思います」と語り、「もう1回自分のピッチングをして、野手にいい流れをつくりたいです」と意気込んでいた。

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