◆米大リーグ ブルージェイズ7―0マリナーズ(30日、カナダ、トロント=ロジャーズセンター) 

 ブルージェイズの岡本和真内野手(30)が本拠のマリナーズ戦に「6番・三塁」で先発出場。6回中堅に28号ソロを放つなど、3打数1安打1打点2得点1四球。

打率は2割3分となった。先発シャーザーは7回を1安打10奪三振で、殿堂入りしたゲイロード・ペリーを抜き、歴代9位となる3535奪三振を記録。3月の初登板以来2勝目をあげた。チームは完封勝ちで後半戦初スイープ。6月7日を最後に10連敗となっていた日曜日に白星を挙げ「ハッピー・サンデー」で、9月1日(日本時間2日)からのワイルドカード第3枠を巡る直接対決・ガーディアンズ戦に弾みをつけた。

 プレーオフ進出の正念場で、ブルージェイズがマリナーズにスイープした。岡本和真内野手が中堅バックスクリーンへの28号を叩き出せば、シャーザーが歴代9位の通算奪三振記録を樹立。チームは7―0の快勝で8月最終日を終え、「ブラック・サンデー」にも終止符を打った。「あんまりそのことを考えたくはなかったんだが、日曜日の成績が良くないのは知っていた」とシュナイダー監督。この日は親友のDJレイを打撃ケージに招待。乗りの良いBGMで打ち込んだ打線が7得点と爆発し、指揮官は「ちょっと雰囲気が替わったのが良かったかもしれない」とDJ効果を喜んだ。

 一時はア・リーグ西地区最下位にも沈んだ8月だが、本拠地試合は全試合がチケット完売と大盛況だった。

27日のロイヤルズ戦は2―13の惨敗。トロントのファンには珍しく本拠でブーイングが起きたが、3連勝で再び本拠地に活気が戻った。

 5回に3点目となる左翼線適時二塁打を放ったゲレロ内野手が8回2死二、三塁で最終打席を迎えると、ファンは総立ちで「ブラディ!ブラディ!」と大合唱。本拠地でまだ1本もホームランが出ていないゲレロに、ファンは熱い声援を送り続けている。 

 

 「我々はファンのサポートを強く感じている。8月は17勝11敗。良いかヶ月だった。9月は更に良い月にしたい。この3週間ほど、ずっとポストシーズンのような戦いが続いているが、それは、楽しいこと。(プレーオフ争いに)参加している球団の多さには驚かされる。だからこそ、明日はしっかり休養を取り、全力を出す準備をしなければならない。どの試合もきっと楽しいものになるはずです」と指揮官。

久しぶりの「ハッピー・サンデー」。チームは一路、決戦の地クリーブランドに旅立った。

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