◆JERAセ・リーグ 中日―広島(3日・バンテリンドーム)

 広島・辰見鴻之介内野手が代走でのシーズン最多盗塁記録に到達した。今季26盗塁目を決め、代走では25個目。

1979年・藤瀬史朗(近鉄)に並ぶプロ野球記録だ。昨オフに楽天から現役ドラフトで加入したスピードスターが誇れる勲章を手にした。

 藤瀬は大阪・桜宮から大体大を経て75年ドラフト外で近鉄に入団。盗塁のスペシャリストとして主に代走で活躍し、79~80年のリーグ連覇に貢献した。79年の日本シリーズではいわゆる「江夏の21球」の三塁走者。代走で二盗を決め、相手捕手の悪送球を誘って三塁へ進塁するも、スクイズが外された際に三本間に挟まれアウトになっている。

 俊足で球団の親会社にちなみ「近鉄特急」と称された。現役9年間で117盗塁をマーク。通算成績は436試合に出場し、打率2割6厘、4本塁打、12打点。引退後は走塁、外野守備、トレーニングコーチを歴任し、96年にフロント入りした。

 2005年には母校・大体大の運動部強化センター担当部長に就任。野球部のOB会長も務めた。

1953年7月2日、大阪・茨木市生まれ。73歳。

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