◆米大リーグ ドジャース6―8カージナルス(2日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースの山本由伸投手(28)が2日(日本時間3日)、本拠のカージナルス戦に先発登板し、7回4失点でメジャー自己最多の13勝目の権利を手に降板したが、8回に登板した2番手T・スコットが5-5の同点に追いつかれ、白星が消滅。チームは延長11回で敗れた。

延長戦での敗戦は今季初だった。

 山本は「ランナー出してセットポジションになってから長打の出やすいコースに失投してしまった」と2発の2ランを悔やんだ。5回までノーヒット。「今日もすごく調子良かった。ストレートも今年もしかしたら一番いいぐらい、いいボールが行っていたし、スプリットもすごく良かった。今日は本当にまた一段階いい調子で試合には入りましたけど、途中からランナーを出して、セットポジション入ったところ。そこからうまくできなかった」と今年最高のボールを投げられていると実感していただけに、勝ちの権利こそもって降板したものの、2発による4失点に悔しさをにじませていた。

 初回を3者凡退で危なげなく立ち上がり、3点の先取点をもらった2回も2三振を奪い3者凡退。3回は先頭のフェルミンにストレートの四球で初めて走者を背負った。現地放送ではうち3球がストライクゾーンをかすめており、ABSチャレンジをしていたら違った結果になった可能性もあった。だが8番チャーチには二ゴロを打たせ、二塁ロハスが走者タッチから送球して併殺。9番サジェシを空振り三振とし、3回まで打者9人で終えた。

 4回は二塁ロハスが一,二塁間への当たりをダイビングキャッチで1死、二遊間への当たりもロハスが捕球してジャンピングスローと37歳がハッスルプレーを連発して山本をもり立てた。3番バールソンに対して山本は5つめの三振を奪った。5回も3者凡退で無安打を継続し、1四球7奪三振で勝利投手の権利を得た。

 6回先頭のフェルミンに右前打を打たれノーノーが消滅したが、打たれた瞬間にド軍ファンから山本に拍手が送られた。1死後にサジェシに中越え2ランを被弾して完封も消え、3-2の1点差に迫られた。その裏にベッツの17号2ランで再び3点差としてもらったが、7回にメジャーデビュー2戦目のベルナルに右越え2ランを被弾した。2被弾は8月1日のレッドソックス戦以来で、4失点は7月11日のダイヤモンドバックス戦以来8登板ぶりとなった。この回限りで降板した。7回で93球を投げて60球ストライク。5安打4失点2四球8奪三振で防御率は2・67となった。

 8回に2番手スコットが登板したが、先頭のバエスに二塁打を打たれ、1死三塁からバールソンに右犠飛を打たれた。5-5の同点となり、山本の白星が消滅した。

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