日本ハムの伊藤大海投手(29)が3日、先発予定の5日・楽天戦(楽天モバイル最強パーク)への並々ならぬ覚悟を口にした。8月26日にプロ6年目で初めて再調整による登録抹消を味わった右腕は、「性格的にこういうことをされた方が燃えるタイプではあったので、いろんなところに感情をぶつけながらやりたいと思います。

多分6年間で一番練習した。中10日空けてよかったとか言われないように、やりきりました」と、エースとしての熱い思いを口にした。

 抹消中は、ネットスローからフォームを見直し、試行錯誤。この日はエスコンのマウンドを使い、声を上げながら約30球の熱投を披露した。「もう一回、違うものを作りたいという気持ちで過ごしてきた。自分的には全部変えたぐらいの気持ち。投げている感じは1週間前と全然違う」と、手応えを口にする。具体的には、セットポジションに入った際のグラブの位置を高めに設定し、よりボールに力が伝わる方法を模索した。「うまく連動して(体を)使いたい。右腕がオーバーランしないように。通るべき場所を通って、ロスなくボールに力を伝えられるように、今までと違ったスタートの仕方というか、力の出し方、回路を変えた感じ」と、新フォームを表現した。

 今季は22試合に先発し、リーグ2位の143回2/3を投げ、8勝9敗で防御率3・19。

「それなりのお給料をいただいているんで、そこで休むっていうのは僕の考えとしてはなかった。申し訳なさの方が強かったし、複雑な感情はありましたけど、それを次の試合で表現できたらなと思います」。今季の推定年俸は3億4000万円。新庄ハムの絶対的エースが、苦しんだ先に6月19日のソフトバンク戦(エスコン)以来、2か月半ぶりの復活星を目指す。

編集部おすすめ