◆米大リーグ ドジャース6―8カージナルス=延長10回=(2日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(32)が2日(日本時間3日)、本拠地・カージナルス戦に「1番・DH」で先発出場。2四死球1盗塁も4打数無安打4三振に終わり、ド軍移籍後ワーストを更新する60打席ノーアーチとなった。

 試合後のロバーツ監督の一問一答は以下の通り。

 ―大谷には明らかに不快そうな様子があった。少し休ませることも。

 「みんなが見たのと同じものを私も見た。明日、彼と話すつもりだ。そして(トレーナーの)トーマスとも話をして、彼が身体的に今どのような状態なのかを把握したい。腕を振っているのも見たし、痛そうに顔をしかめているのも見た。そして、明らかに今のスイングは彼本来のものではない。だから、何らかのかばう動作が出ているのは明らかだ。だから彼と話をして、出場できる状態なのかどうかについて決めるつもりだ」

 ―負傷者リスト(IL)入りの可能性は。

 「かなり可能性は低いと思う。ただ、彼と話をして、どの程度のものなのかを確認した上で私たちで(どうするか)一緒に決める」

 ―明らかに本来の状態ではないが、休みたがっていない。

 「彼は絶対に休みたくない。私が彼の気持ちを代弁するなら、彼は出場してラインアップに入る必要があると感じているんだと思う。体に問題がなければ出場すべきだと。それは尊重している。でも、もし実際に今夜見えたような状態であれば、それでは誰の助けにもならない。だからそこについて彼と話をするつもりだ」

 ―腕の問題が上腕二頭筋のようなものだと仮定すると、筋肉系の問題であり、1~2日の休みが効くかもしれない。もし下半身の問題となると、1~2日を休んだからといって必ずしも良くなるものではないかもしれない。

 「うーん、どうだろうか。1日か2日、あるいは10日間休んだところで、それが彼が100%の状態に戻るのに役立つかどうかは分からない。しかし、今のチームの状況を考えると、彼は何とかやりくりしてベストを尽くす方法を見つけるしかないと思う。私にできることは彼と話し合いをし、少し休ませて筋力を戻し、気分を良くさせてから再び打席に送り出すことだ」

 ―そうなると、今の下半身の問題を抱えたままプレーするしかない。

 「そうだね。

1日や2日なのか、それとも、たとえば10日休んだとして、それで彼が100%の状態に戻るのか。それは分からない。でも、今の状況では彼は何とかやりくりして、できる限りのことをするしかないと思う。私にできることは彼と話をして、彼を少し休ませて、体を休めて、ある程度の力を取り戻して、気分を良くして、それからまた出場させることだ」

 ―大谷は痛みに強い。一方でこれくらいなら我慢できると本人が考えている場合、悪化させないために抑える必要もある。

 「そのバランスを取る上で大事なのは、まだシーズンが1か月残っているということを理解すること。そしてシーズン終盤、ポストシーズンに向けて彼をどういう状態にしていくのが一番良いのか。今の時点では、その答えは分からない。明日、トレーニングスタッフと翔平と正直に話をして、その答えを見つけたい。でも、彼が100%の状態になると期待できるかというと、それは分からない」

 ―現時点でIL入りの可能性は。

 「正直に言うけど、私はILだとは思っていない。ただ、さっき言ったように、可能性としてはまだ残っている。

そして彼と話をして、彼にとって何がベストなのかを見極める。今は9月だけど、シーズンの残り日数は十分にあると思う。だからどんな決断をするにしても、その決断をする時間は十分にある。そして、その決断を経て、彼がより良い状態になって戻ってこられるようにしたい」

 ―投手復帰が白紙となったことで本人が焦っている可能性は。

 「彼は私がこれまで一緒にやってきた選手の中でも、精神的に最も強い選手の1人だ。だから私にとって今夜のことはメンタルの問題ではない。むしろ身体的な問題だと思っている。打席に立った時に彼が投げることについて考えているとは思わない。試合が始まったら、それが彼に重くのしかかっているとも思わない。だから私としてはもっと問題の核心、本質に迫って、本当のところ体がどう感じているのかを正直に確認することだと思っている。私自身にも考えはあるけど、まずは彼と話をしたい」

 ―もし大谷に少し休みを与えることになった場合、彼はシーズン序盤も少し時間をかけて調子を上げていくタイプ。

 「そうだね。

彼は非常に精密に調整されたアスリートだと思っている。だから全てがうまくかみ合っていなかったり、体の各部分が彼が普段やっているように機能していなかったりすると、いろいろな部分に影響が出る。今夜は明らかに普段見ているようなスイングではなかった。つまり、今夜の彼は最適な状態にはほど遠い。問題は彼が期待しているレベルでプレーできる状態に近づけるためには、何が必要なのかということ。それが今の疑問だ。そして休むというのは当然、理にかなっているように思える」

 ―メディアは彼から話を聞けていないが、本人は投手復帰を強く望んでいるようだ。

 「それが会話の一部になる。彼が健康で、クリアな精神状態にいることが重要だ。彼が抱えているかもしれない不安や懸念、体の状態についての負担を軽減するためにできることがあれば、それを和らげるのが私の仕事の一部だ。どうやってそれを行うかと言えば、会話を持つしかない」

 ―今夜の件は氷山の一角のようなもので、このところずっと本来の彼らしくない状態だったのではないか。

 「ああ、今夜の件は氷山の一角のようなものだと思う。

ここ数週間、彼が本来の彼らしくない状態を見てきた」

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