女優の久本雅美が3日、都内でワハハ本舗特別公演「最後のショービジネス」(11月11~15日、東京・シアターサンモールほか)の会見に出席し、8月28日に亡くなった水谷八重子さん(享年87)について言及した。

 女優として共演経験があり「八重子さんとは前も松竹新喜劇でご一緒させていただいて、石井(ふく子)先生の去年のお誕生日も同じテーブルで隣に座っていただいて、一緒にワイワイ言いながらご飯を食べさせていただいて『また一緒にやろうね』ということで『よろしくお願いします』という話は」と回想。

「本当にその時はめちゃくちゃお元気で、ものすごく食べていらっしゃった。私も(芝居で)ご一緒させていただくことが楽しみだったんですけれども、今年になって、体調を崩されたというので本当に心配で」と明かす。

 5月に東京・新橋演舞場で上演された新派・松竹新喜劇合同喜劇公演「明日の幸福」で久本が水谷さんの演じる予定だった「明日の幸福」の主人公・松崎淑子役を代演。3月の記者会見にも同席したが「(亡くなるとは)1ミリも思っていなかったです。あの時も元気だったけど、ちょっとお疲れになっているかなというのは感じていた」。代役が決まったのは、本読みの直前で「代役でって言われた時、私も驚いた。少し復帰されたらと思っていたんですが、いい体調じゃないということで全部代役を務めさせていただいた」と振り返る。

 水谷さんの素顔を「本当に気さくで、温かくて、優しくて。ジャズがお好きですから、楽屋に行くと寝転がってタブレットを見ながらジャズをお聴きになったりとか、色々な話をしていただいたので、私の中ではステキな女優さんでもありますけどもステキな女性だったなと言う。大人の色気がムンムンと出てきながら、とってもチャーミングな人だった」。「亡くなったことはめちゃくちゃショックですけど、代役をさせてもらったことも八重子さんからのエールなのかなと思うので、八重子さんに感謝しながら、安らかに休んでもらいたい気持ちです。とてもすてきな先輩で、とてもいい役をさせていただいたことには、心から感謝しております」と思いを語った。

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