[W杯マッチ43]メッシがワールドカップ歴代最多得点記録を更...の画像はこちら >>

W杯歴代最多得点記録を更新したメッシ photo/Getty Images

アルゼンチンが2-0でオーストリアに勝利

MATCH 43 グループJ第2戦

2026年6月23日 2:00キックオフ(会場:ダラススタジアム)

アルゼンチン 2-0 オーストリア

初戦は”神の子”リオネル・メッシがハットトリックを達成し、アルジェリアに大勝したアルゼンチン。メッシは38歳を迎えても衰えを見せることなく、今大会でも主役の1人であることを証明した。

一方のオーストリアもヨルダンを相手に3-1と快勝している。ハイプレスからの縦に速攻を仕掛けるラルフ・ラングニックのサッカーが浸透していることが伺える試合だった。

アルゼンチンは前節から1名スタメンを名変更。右サイドバックに縦への突破とキックの精度の高さが持ち味のナウエル・モリーナが入った。一方のオーストリア代表は、スタメンを3名変更。期待の若手パウル・バナーや経験豊富なミヒャエル・グレゴリッチュがスタメン入りした。

立ち上がりからオーストリアがハイプレスをかけ、テクニックの高い選手をそろえるアルゼンチンがボールを保持しながらプレスを回避するという展開になる。

最初のチャンスはアルゼンチン。4分にメッシの見事なワンタッチから展開を作り、最後はラウタロ・マルティネスがゴール前に抜け出す。ザヴェル・シュラーガーとシュテファン・ポッシュが2人で挟み込み、ラウタロが倒れてPKを主張。VARが介入し、オンフィールドレビューの結果アルゼンチンにPKが与えられた。このPKをメッシが蹴るも、まさかの枠外に。アルゼンチンは先制点を獲得することはできなかった。

PKをしのいだオーストリアは、徐々に攻勢に出る。ボールを保持できるようになり、14分にパウル・バナーが倒されてフリーキックが与えられるもゴールには至らない。

対するアルゼンチンは、19分にカウンターからメッシがゴール前でシュートを放つ。しかし、GKのアレクサンダー・シュラガーにセーブされて、ビッグチャンスをものにすることはできなかった。

ハイドレーションブレイクが明けるとオーストリアがゴール前に迫るシーンを作り出すも、徐々にアルゼンチンがボール保持の時間を増やしていく。するとPKを外したメッシが見せる。38分ファクンド・メディナの左からのパスを、ティアゴ・アルマダが完璧なスルー。メッシが左足で見事なシュートを叩き込み、ワールドカップ通算17ゴール目を決めた。

このゴールでメッシは元ドイツ代表のミロスラフ・クローゼ氏の16ゴールを上回って、歴代最多得点記録を更新。史上最高の選手と称されることもあるメッシがまた1つ新たな歴史を作った。

前半はこのまま終了。アルゼンチンが1-0とリードを奪い、試合を折り返すことになった。

後半に入ってもアルゼンチンがペースを握る。アレクシス・マクアリスターを中心にボールを握り、常にメッシの動きを見てボールを集めようとするアルゼンチンはチームとして何をするのかが明確であることが伺えた。

55分にはオーストリアにチャンス。マルセル・ザビツァーのフリーキックが枠をとらえるも、エミリアーノ・マルティネスが冷静にセーブした。

後半のハイドレーションブレイク明け73分には、メッシからのコーナーキックをニコラス・ゴンサレスがあわせるも、ボールは惜しくも枠を外れる。

その後は両チームともになかなか決定機を作れない時間が続くも、試合終了間際に再びゴールネットを揺らしたのはまたしてもメッシだった。90+5分にメッシが持ち出してゴール前のフリアン・アルバレスにパス。シュートをGKがセーブしたこぼれ球を味方が拾い、メッシにパスを出すとGKを外して左足を振り抜き、強烈な一撃を叩き込んだ。

このまま試合は終了。メッシが圧巻のパフォーマンスを見せ、アルゼンチンが2-0と勝利を収めた。


[スコア]
アルゼンチン 2-0 オーストリア

[得点者]
アルゼンチン
・リオネル・メッシ(38、90+5)

[ポゼッション]
アルゼンチン 50%
 
オーストリア 43%
 
中立 7%

[シュート数]
アルゼンチン:12本

オーストリア:6本

[枠内シュート]
アルゼンチン:4本

オーストリア:1本

[イエローカード]
アルゼンチン
・ファクンド・メディナ
・レアンドロ・パレデス

オーストリア
・シュテファン・ポッシュ
・コンラッド・ライマー

[レッドカード]
アルゼンチン
なし

オーストリア
なし


アルゼンチン

フォーメーション:[4-4-2]

監督:リオネル・スカローニ

GK
エミリアーノ・マルティネス(アストン・ヴィラ)

DF
ナウエル・モリーナ(アトレティコ・マドリード
リサンドロ・マルティネス(マンチェスター・ユナイテッド
クリスティアン・ロメロ(トッテナム
ファクンド・メディナ(マルセイユ)

MF
ロドリゴ・デ・パウル(インテル・マイアミ)
アレクシス・マクアリスター(リヴァプール)
エンソ・フェルナンデス(チェルシー)

FW
リオネル・メッシ(インテル・マイアミ)
ラウタロ・マルティネス(インテル)
ティアゴ・アルマダ(アトレティコ・マドリード)

交代出場
57分 クリスティアン・ロメロ→ニコラス・オタメンディ(ベンフィカ)
64分 ラウタロ・マルティネス→ニコラス・ゴンサレス(アトレティコ・マドリード)
64分 ティアゴ・アルマダ→フリアン・アルバレス(アトレティコ・マドリード)
82分 ファクンド・メディナ→ニコラス・タグリアフィコ(リヨン)
82分 ロドリゴ・デ・パウル→レアンドロ・パレデス(ボカ・ジュニアーズ)


オーストリア

フォーメーション:[4-2-3-1]

監督:ラルフ・ラングニック

GK
アレクサンダー・シュラガー(ザルツブルク)

DF
シュテファン・ポッシュ(マインツ)
ケビン・ダンソ(トッテナム)
ダビド・アラバ(レアル・マドリード

MF
ニコラス・ザイバルト(RBライプツィヒ)
ザベル・シュラーガー(RBライプツィヒ)
ロマーノ・シュミット(ブレーメン)
パウル・バナー(PSV)
マルセル・ザビツァー(ドルトムント)
コンラッド・ライマー(バイエルン・ミュンヘン)

FW
ミヒャエル・グレゴリッチュ(アウクスブルク)

交代出場
67分 シュテファン・ポッシュ→アレクサンダー・プラス(ホッフェンハイム)
67分 パウル・バナー→マルコ・アルナウトビッチ(レッドスター)
67分 ダビド・アラバ→マルコ・フリードル(ブレーメン)
78分 ロマーノ・シュミット→パトリック・ヴィマー(ヴォルフスブルク)
85分 ミヒャエル・グレゴリッチュ→カーニー・チュクウェメカ(ドルトムント)

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