練習に若手を積極的に招集しているモウリーニョ photo/Getty Images
第1次政権でも20人の下部組織選手をトップデビューへ導く
レアル・マドリードを率いるジョゼ・モウリーニョが、復帰後初のトレーニングで下部組織の選手16人を招集した。スペイン紙『as』が、その狙いを伝えている。
経験豊富な選手を重用するイメージの強いモウリーニョだが、第1次政権では公式戦で20人もの下部組織出身選手をトップチームデビューさせた実績を持つ。
その中でも特に成功を収めたのが、DFナチョ・フェルナンデスとMFカゼミーロだ。ナチョはキャプテンとして14シーズンにわたり公式戦364試合に出場し、26個のタイトル獲得に貢献。カゼミーロもMFルカ・モドリッチ、MFトニ・クロースとともに中盤の黄金時代を築き、チャンピオンズリーグ制覇など数々のタイトルを手にした。
また、2012年にカスティージャのセグンダ昇格を支えた選手たちにもチャンスを与えている。FWヘセ・ロドリゲスは2012年にトップデビューを果たしたものの、重傷によって勢いを失い、その後はパリ・サンジェルマンへ移籍。同じくチャンスを与えられたFWアルバロ・モラタは2010年にデビューし、その後ユヴェントスへの移籍と買い戻しを経てチェルシーへ完全移籍した。
さらにFWホセルもモウリーニョ政権下でトップデビューを飾った一人だ。アルメリア戦ではデビュー戦ゴールを記録したものの定着には至らず、その後は複数クラブを渡り歩いた。しかし2024年にはレアル・マドリードへ復帰し、チャンピオンズリーグ準決勝のバイエルン戦で決勝進出を決定づける活躍を見せている。
今回の初練習では、すでにトップチームデビューを果たしているMFパラシオス、MFセステロ、GKフラン・ゴンサレに加え、DFジョアン・マルティネスやDFラミニ・ファティ、MFシェリフ・フォファナら将来を期待される若手も招集されている。
レアル・マドリードの下部組織”ラ・ファブリカ”は近年も数多くの才能を輩出しており、FWニコ・パスのコモ移籍や、DFバルデペーニャスのフィオレンティーナ移籍など、高額な移籍も続いている。
第1次政権で数多くの若手にトップデビューの機会を与えたモウリーニョ。復帰後もその姿勢は変わらず、新たなスター候補が誕生する可能性がありそうだ。

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