60年ぶりの快挙も「失敗」の声 イングランド代表のW杯を英紙...の画像はこちら >>

2-1で準決勝アルゼンチンに敗北したイングランド Photo/Getty Images

好成績も満足できない理由

イングランド代表は7月19日早朝(日本時間)に行われたワールドカップ3位決定戦でフランス代表を6-4で下し、1966年大会の優勝以来となる男子ワールドカップ最高順位タイの3位で大会を終えた。しかし、英『BBC』は「60年ぶりの快挙」でありながら、その評価は成功と失敗の間で大きく分かれていると伝えている。



イングランドは今大会でベスト4に進出し、3位でフィニッシュ。過去5度の主要国際大会で4度目のベスト4入りを果たすなど、安定した結果を残している。

一方で、期待されたのはそれ以上だった。アルゼンチン代表との準決勝では後半に逆転を許し、決勝進出を逃した。『BBC』のフィル・マクナルティ記者は、「トーマス・トゥヘル監督は過去の壁を打ち破るために招聘されたが、結局はこれまでと同じ結末だった」と厳しく評価している。

『BBC』によると、準決勝敗退後のチームは大きなショックに包まれたという。アシスタントコーチのアンソニー・バリー氏は3位決定戦のハーフタイムに「彼らは傷ついた心でプレイしている」と語った。

さらに、アルゼンチン戦終盤の守備的な選手交代や戦術変更については、チーム内でも疑問視する声が上がっていたとされる。イングランドサッカー協会は引き続きトゥヘル監督を支持する姿勢を示しているものの、一部サポーターからはブーイングも起こるなど、その手腕には厳しい視線が向けられている。

一方で、ハリー・ケインとジュード・ベリンガムは今大会を通して攻撃をけん引。ジェド・スペンスも守備で存在感を示し、ブカヨ・サカやアンソニー・ゴードンらも結果を残した。さらに、リオ・ングモハやマックス・ダウマンといった若手有望株の台頭も期待されており、チームには明るい材料も少なくない。


60年ぶりとなる3位という結果を「前進」と捉えるか、「またしてもタイトルを逃した失敗」と見るか――。2028年のEUROに向け、トゥヘル監督がこのチームを真の優勝候補へ押し上げられるかが、今後の最大の焦点となりそうだ。

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