「ブラックボックス」だった審判の控室を公開へ ラ・リーガが異...の画像はこちら >>

ラ・リーガでも審判の判定がたびたび論争の的になっているが…… photo/Getty Images

スペイン審判技術委員会が計画

ラ・リーガで審判をめぐる新たな改革が進められている。スペイン紙『MUNDODEPORTIVO』によると、スペイン審判技術委員会(CTA)はラ・リーガと協力し、今季中にも審判控室へのカメラ導入を実施する計画を進めているという。



これまで公開されることのなかった試合前の審判団の様子を映像で届けることで、ファンや視聴者に判定までの準備やプロセスを理解してもらう狙いがある。

さらにCTAは、試合終了後に審判がメディア対応を行う新たな取り組みも検討している。まずは一部の試合で導入し、その後はラ・リーガの放送コンテンツの一部として定着させる構想だという。

加えて、試合前にも審判がコメントする機会を設ける案が浮上している。現在、試合前には両チームの監督が会見やインタビューに応じるが、審判側にも同様の場を設けることで、競技への理解を深めてもらう考えだ。

CTAのフラン・ソト会長は『MUNDODEPORTIVO』のインタビューで、審判基準の統一を目的とした「判定基準統一マニュアル」の作成にも取り組んでいることを明かした。

この文書は100ページ以上になる予定で、試合中に起こるさまざまな場面について、審判がどのような基準で判断するのかを明文化する。特に議論を呼びやすいプレイについては、映像を用いた解説も加える方針だ。

完成したマニュアルは8月末までの公開を目指しており、オンライン上でクラブ、選手、メディアが確認できる形にする予定。その後は紙媒体でも配布されるという。

近年、VAR導入によって判定の正確性は高まった一方、判断基準への疑問や審判への批判が絶えない。ラ・リーガが進める今回の改革は、審判を「見えない存在」から「説明する存在」へ変える試みとなりそうだ。

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