レアル・マドリードの監督に就任したモウリーニョ photo/Getty Images
モウリーニョはレアルを再建できるか
13年ぶりにレアル・マドリードの指揮官へ復帰したジョゼ・モウリーニョ。かつてレアル・マドリードでリーガ・エスパニョーラ、コパ・デル・レイ、スペイン・スーパーカップを制した“スペシャル・ワン”だが、63歳となった今、再びクラブを頂点へ導けるのか。
モウリーニョは2013年にレアルを退団。その後、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、ローマ、フェネルバフチェ、ベンフィカを率いてきたが、レアル退団後に獲得したリーグタイトルは2015年のチェルシー時代のみ。カップ戦では成功を収めた一方、チーム内外での衝突も少なくなかった。
元レアル会長のラモン・カルデロン氏は、モウリーニョが成功するには「変わる必要がある」と指摘する。
「以前のレアル時代、彼は多くの問題をクラブやライバル、審判との間で抱え、敗戦の責任を他人に負わせることもあった。今回は押しつけるのではなく、説得によって選手たちの信頼と尊敬を得る必要がある」
一方、ポルトガルのサッカー記者ドゥアルテ・モンテイロ氏は、昨季ベンフィカを率いたモウリーニョについて「彼は変わっていない。変わったのは世界のほうだ」と分析。若い選手やメディア、サッカーを取り巻く環境が20年前とは大きく変化し、かつての強烈なキャラクターが現在は受け入れられにくくなっているという。
それでも、モウリーニョ最大の武器は失われていない。かつてチェルシーでプレイした元イングランド代表DFロベルト・フート氏は、モウリーニョについて「チーム全体を一つの目的と考え方に引き込む能力」を最大の強みと評価。「彼がリーダーなら、『よし、俺もやる』という気持ちになる」と語った。
現在のレアルにはキリアン・ムバッペ、ヴィニシウス・ジュニオール、ジュード・ベリンガムら世界的スターが並ぶ。フート氏は「ベリンガムは間違いなくモウリーニョを気に入る。彼の下で成長するだろう」と予想する一方、ムバッペとヴィニシウスの扱いには懸念を示している。
ポルト時代にはUEFAカップとリーグ、さらに翌年にはチャンピオンズリーグまで制し、一気に世界的名将へ駆け上がったモウリーニョ。だが、当時と今では立場も環境も大きく異なる。
「モウリーニョがポルトで成し遂げたことは、一生に一度の仕事だった」
そう評される63歳の指揮官に、再び“スペシャル・ワン”の輝きを取り戻せるか。レアルでの2度目の挑戦は、戦術だけでなく、変化する現代サッカーに自らを適応できるかが大きな鍵になりそうだ。

![ワールドサッカーダイジェスト 2024年 9/19 号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/61iNZutK1hL._SL500_.jpg)




![[ミズノ] フットサルシューズ モナルシーダ NEO SALA CLUB IN ホワイト/レッド 26.5 cm 3E](https://m.media-amazon.com/images/I/51KyBx5v2JL._SL500_.jpg)

![[ミズノ] フットサルシューズ モレリア TF ブラック/ホワイト 26.5 cm 2E](https://m.media-amazon.com/images/I/41P+itybOvL._SL500_.jpg)


