レアル・マドリードの元7番が完全復活か ラ・リーガ開幕戦で1...の画像はこちら >>

開幕戦でゴールを決めたマリアーノ photo/Getty Images

アラベスに所属のマリアーノ

アラベスが2026-27シーズンのラ・リーガ開幕戦でヘタフェを破り、待望の今季初勝利を手にした。その立役者となったのが、FWマリアーノ・ディアスだった。1ゴール2アシストという圧巻のパフォーマンスでチームを3-0の勝利に導き、見事な復活劇を演じている。『MARCA』が報じた。

マリアーノはスタメンではなく、ベンチからのスタートに。それでも、後半57分に投入されると試合の流れを一変させた。0-0のまま膠着していたゲームで、まずは見事なアシストからテナグリアの先制点を演出し、アラベスにリードをもたらした。

そして迎えた後半アディショナルタイム。マリアーノが自ら起点となった速攻からゴール前まで駆け上がると、最後は右足でシュートを放ち、ボールをゴールの隅へ突き刺した。実に4年ぶりとなるリーグ戦でのゴールに、アラベスの本拠地メンディソロサは大歓声に包まれた。

しかし、マリアーノの仕事はまだ終わらない。さらにその直後、今度はFWミケル・ロドリゲスへのアシストを記録。1ゴール2アシストという圧倒的な数字を残し、アラベスの勝利を決定づけた。

33歳のマリアーノにとって、この日はまさに復活の日となった。昨年、1年以上にわたって所属クラブがない状態を経てアラベスに加入したものの、思うように出場機会を得られない時間が続いていた。それだけに、4年ぶりのリーグ戦ゴールは自身にとっても特別な意味を持つ一撃となった。

試合後、マリアーノは喜びを爆発させながら自身の胸中を明かした。

「ゴールと2つのアシスト、そしてホームでの勝利を本当にうれしく思う。これが続いてほしい。プレーしたいと思うのが当然なので、しばらく苦しい時間を過ごしていた。今は新たにスタートし、これが継続して、チームのために最大限貢献していきたい」

ゴール後にユニフォームを脱いで喜びを表現したことについても、積み重なっていた思いがあったという。

「少し怒りも込めたセレブレーションだった。ゴールは自分を支えてくれるすべての人に捧げる。父が遠くから僕を見るためにスタジアムへ来てくれていたので、彼にもこのゴールをプレゼントできたことが本当にうれしい」

かつて市場価値が2200万ユーロまで上昇したマリアーノだが、現在の評価額はわずか30万ユーロとされる。キャリアの下降を経験したベテランFWにとって、今回の大活躍は単なる1試合の好パフォーマンスではないもう一度、自身の価値を証明するための大きな一歩となった。

4年ぶりのリーグ戦ゴール、1ゴール2アシスト、そしてチームの快勝……開幕戦でこれ以上ないスタートを切ったマリアーノ。苦しい時間を乗り越えた33歳のストライカーが、アラベスで再び輝きを取り戻せるのか。2026-27シーズンは、その答えを示す一年になりそうだ。

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