大谷翔平はまさかの10位……山本由伸は4位! 米メディアが選...の画像はこちら >>

ポストシーズンでも活躍してきた山本 photo/Getty Images

1位は「105.5マイル」の怪物

米『Sports Illustrated』が2026年シーズンの「MLB先発投手トップ10」を選出した。ドジャースからは山本由伸と大谷翔平の2人がランクイン。

山本は4位、大谷は10位となった。一方、1位には今季驚異的な投球を続けるブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキーが選ばれている。

10位に入ったのはドジャースの大谷翔平だ。大谷はこれまでMLBで114試合に先発し、通算防御率2.83、614回2/3を投げて765奪三振、208四球を記録している。

記事では、大谷について「マウンドに上がれば何でもできる」と高く評価。力強い速球に加え、決め球となる変化球も備えており、投手としても「エリート級」の存在だと紹介されている。

ただし、二刀流として打者としての役割も担っていることから、ほかの先発投手ほど頻繁に登板できない点が順位を押し下げたと指摘。「マウンドに立てるときは最高クラス」としながらも、登板機会の少なさからトップ5入りには至らなかった。

大谷を大きく上回る4位に入ったのが山本由伸だ。25歳でMLBへ渡った右腕は、身長5フィート10インチ(約178センチ)と決して大柄ではないものの、速球は90マイル台後半に達し、鋭い変化球も組み合わせて打者を苦しめている。

ドジャースではレギュラーシーズン70試合に先発し、防御率2.64、409イニングで442奪三振、115四球を記録。さらにポストシーズンでは10試合で防御率2.25をマークしている。


特に評価されたのが昨季のポストシーズンだ。山本は2度の完投を記録し、そのうち1試合はワールドシリーズ。さらに第6戦で6回を好投した翌日の第7戦では2回2/3を投げるなど、ドジャースのワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。

そして1位に選ばれたのは、ブルワーズのジェイコブ・ミジオロウスキー。まだ2年目の若手ながら、2026年シーズンは圧倒的な数字を残している。

最大の武器は異次元の速球だ。今季には105.5マイル(約169.8キロ)を計測し、先発投手が投じた球として史上最速を記録。4シームを投球全体の64%で使用し、普段から103マイル(約166キロ)を超える剛速球を投げ込んでいる。

今季は防御率1.68、216奪三振、145イニングで13.4奪三振/9イニングを記録。さらに与四球は33、WHIPは0.759と、圧倒的な数字を並べている。

『Sports Illustrated』は「少し早すぎる評価かもしれない」としながらも、「リーグのほかの投手にはないものを毎晩のように見せている」とミジオロウスキーを絶賛。ナ・リーグのサイ・ヤング賞獲得も有力視している。


なお、2位にはドジャースへトレードされたタリク・スクーバル、3位にはフィリーズのクリストファー・サンチェスがランクイン。5位はヤンキースのカム・シュリットラー、6位はブレーブスのクリス・セール、7位はフィリーズのザック・ウィーラー、8位はブルージェイズのディラン・シース、9位はパイレーツのポール・スキーンズとなった。

大谷が10位、山本が4位という評価からも、二刀流として唯一無二の存在感を放つ大谷と、先発投手として安定した実績を積み上げる山本の現在地の違いが浮き彫りになっている。

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